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対人援助のお勉強ブログ

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2013年06月25(火)~27日(木)
徳島県 介護支援専門員専門研修Ⅱ
 徳島県で介護支援専門員さんの研修をしてきました。

 面接技術を中心とした、対人個別援助技術。

 面接技術は、基本的なことから少々むつかしい応用的なものまでロールプレイを通して訓練をしました。

 今までにも幾度となく書いてきたように、面接技術は小手先のテクニックではありません。

 いくら技術を理解していても、説得しようというこちらの意志が働けば、傾聴ではなく説得になってしまうのです。

 そんな場面をロールプレイで経験していただけたと思います。

 面接では、もちろん技術は大切ですが、その前に援助の態度や姿勢が問われるのです。 



2013年06月23日(日)
やお高齢者ケア研究会 スーパーバイザー養成講座応用編④
 基礎編が3回、応用編が5回、計8回のスーパーバイザー養成講座は7回目を迎えました。

 実践報告も当初とはずいぶん違って来たように思います。意識の違いは大きいのではないでしょうか?

 当初は、時間の確保が大きな課題だったように思います。今は、日々の後輩や部下の育成や支えが、スーパービジョンとして意識されているように思います。

 最後の振り返りで、バイジーの話を聴くことはできても、支えることはできても、そのあとどうしたらいいのかがわからない・・・そうした意見が結構ありました。

 こうした受講者のニーズに応えるべく、最終回はどうしようかなあと頭を悩ませています。 



2013年06月21日(金)
和歌山県地域介護普及センター 中堅研修①
 今年は、2日間に渡りスーパービジョンの研修をすることになりました。その1日目の風景です。

 ビデオを見て演習をしています。ビデオを途中で止めて、登場人物の気持ちを考えるという演習をしました。

 登場人物は、明らかに対人援助職としては未熟で、受講者にしてみれば、批判の対象になるのですが、批判をしないで、素直に、登場人物がどのような気持ちなのかを考えてみます。

 これがなかなかできない。つい批判をしてしまうのです。

 決して裁かないで相手の気持ちを考えること、対人援助であれ、スーパービジョンであれ、大切な基本です。

 習慣としてそれが身につけばいいのですが・・・・



2013年06月20日(木)
奈良県児童福祉施設連盟 新任職員研修
 中には就職して2年という方もおられましたが、大半は、この春児童福祉施設に就職されたフレッシュな新人さんでした。児童養護施設の職員さんが主でした。

 3年続けて担当させていただきましたが、今年のメンバーは、場に馴染むのが早かったように思います。

 奈良県内のある児童養護施設内の研修施設に泊まり込みの合宿です。

 これは一生の思い出になるでしょうね。

 新人さんの合宿ということで、ゲームも取り入れて、できるだけ交流できるようにしました。

 将来の児童福祉施設を引っ張っていくメンバー、先輩たちは大切に育てていただきたいものです。



2013年06月15日(土)
福島・南相馬市
 福島県南相馬市に行ってきました。4月に立ち入り禁止が解除された地域。

 写真は小さいですが、向こうは堤防。2011.3.11堤防を遙かに越えて津波がやってきました。集落は流され、田畑は水没。堤防が邪魔して海水は抜けず、2年間海水湖になりました。
 現在は、海水は抜かれましたが、ほとんど手つかず状態で、所々にがれきが集められている状態。海の砂が80センチ堆積しているという。人も埋まっているといいます。

 写真には映っていませんが、手前には、津波によって破壊された車がありました。無数のフジツボが付着しており、2年間海水湖と化していたことがよくわかります。

 地震、津波、原発・・・・・・所々で重機が復興に向けて動いていましたが、地震の当初、岩手や宮城のように、自衛隊や米軍などが大規模な救助作業をしている光景はまったく見られませんでした。

 福島のがれき処理は、どこも引き受けてくれません。写真には映っていませんが、右側奥には、今、がれきの仮置き場を作る工事が行われています。

 まだそのような状態・・・・・・

 絶句です。

 隣接する浪江町は、まだ一般の人は立ち入ることはできません。

 もう忘れ去られるのではないか、そんな危機を感じました。



2013年06月13日(木)
認知症介護指導者養成研修 仙台センター
 ここ数年、認知症介護研究・研修仙台センターで指導者養成に携わっています。

 科目はスーパービジョン。

 この研修を終了すると、それぞれの地域で、指導者として後進の育成に携わることになりますが、どうもこの科目は、教えるのが苦手な方が多いようです。それだけスーパービジョンはむつかしいものだという無意識の意識があるのかもしれません。

 組織で仕事をしている以上、スーパービジョンをしていないということはあり得ない。悩んでいる同僚がいれば相談に乗っているだろうし、未熟な後輩がいれば育てていただろうと思います。

 その場面を思い浮かべると、自ずとなぜスーパービジョンが必要なのかがわかってくると思います。
 身近な自分自身のスーパービジョンに関する問題をたとえ話として例示すると、それぞれの指導者ごとに教える方法が見つかるような気がするのですが、いかがでしょうか・・・・・・
 



2013年06月12日(水)
奈良県福祉人材センター  新人職員サポートセミナー
 昨年12月にも実施しましたが、福祉人材センターに相談し、福祉現場に就職した方々をサポートするセミナーを行いました。

 昨年度の下半期に就職した方々ということでしたが、皆さんの意欲を感じ取ることができました。

 最後に「決意表明」を寄せ書きのようにしました。多くの方は、コミュニケーションの大切さと難しさを実感し、一つの専門技術としてしっかり身につけたいといった内容のことを書いておられました。

 写真は、3人一組で話を聴くロールプレイをしているところです。ロールプレイというと、結構照れてしまって、なかなか真剣にできないものなのですが、皆さん、真面目に熱心に取り組まれていました。

 今後のご活躍を期待しています。



2013年06月07日(金)
八尾介護支援専門員協会 事例検討研修会
 八尾はずいぶん頑張っています。

 スーパーバイザー養成講座を受講しているメンバーが中心になって、事例検討についての研修を行いました。講座を受講していない方々もたくさん参加されました。

 前半は、ボクが講義をし、後半はスーパーバイザー養成講座のメンバーが、事例提供者、司会、スーパーバイザーの役割を担い、事例検討会を行いました。

 ボクは、久しぶりに外野で客観的に見せていただきました。司会やスーパーバイザーはそう簡単にできるものではありません。事例検討会を進めるルールを熟知した上で場数を踏む必要があります。

 事例検討会は、対人援助についての実践的で総合的な勉強の場ですので、頻繁にやってほしいものです。



2013年06月04日(火)
奈良県社会福祉協議会 スーパーバイザー養成講座フォローアップ研修
 昨年度、行ったスーパーバイザー養成講座の受講者のフォローアップ研修を行いました。

 6回目の集まりです。今回が最終回。

 午前中は、4~5人のグループに分かれて、実践報告・情報交換会を行いました。前回集まったのはちょうど半年前。相変わらずスーパービジョンを意識して実践されている人もいたし、もうあまり意識しなくなっていたという方もおられました。

 意識してほしいですね。

 午後は、コーチングについて演習をしました。なかなか職員の気づきを促すことができないという方が多く、それならばということで、コーチングの演習をしてみました。気づきを促すためには、相手の言葉を繰り返して確認したり、いろいろな角度から質問することが有効です。

 ですから、面接の技術も合わせて練習をしてみました。

 今後の仕事に活かせるといいですね。



2013年05月29日(水)
カウンセリング研修・・・北九州市保育士会
 北九州市での仕事は初めてでした。今までの印象としては、失礼なことに、海に近い工業都市というイメージしかなかったのですが、初めて訪れた私が居場所を感じる、自然が豊かで穏やかな町という印象を持ちました。

 カウンセリング研修ということでしたが、心理学を基盤としたカウンセリングそのものにこだわるのではなく、対人援助の基本的な研修をしました。
 特に、一般的に、決められた時間、決められた場所で行うカウンセリングではなく、日頃から、子どもや保護者の方々とどのようにかかわるのか、お話を聴くのか、関係を築いていくのかといった内容でした。その方が現実的ですね。

 比較的若い保育士さんたちが多かったようですが、経験が浅く、頭ではわかっていても、具体的にどうかかわっていいかわからないということが多いのではないでしょうか。少しでも今回の研修がお役に立つことを願っています。



2013年05月28日(火)
大阪市淀川区 介護支援専門員研修③
 3回目の研修でした。

 1回目は利用者支援について、2回目はスタッフ支援(スーパービジョン)について、そして今回は、相手が利用者であれスタッフであれ、人を支援するということはどういうことなのか、ということについての研修をしました。

 この3回の研修は、同じ淀川区で仕事をする地域包括支援センター、そのブランチ、そして、介護支援専門員が、同じ講師の研修を受けるということで非常に有効なっものだったと思います。同じことを共有できますからね。

 7月以降、今までの研修を踏まえて、事例検討会を行います。事例検討会をすることで、より具体的に今まで共有したことを確認できるでしょう。多くの方々のご参加を期待しています。



2013年05月25日(土)
主任保育士特別講座・・・全国保育士会
 主任保育士さんの研修でしたが、主任ではない方も多く受講されていたようです。

 「対人援助におけるコミュニケーション」というテーマでした。コミュニケーションは、一方通行ではなく双方向の行き来。つまり、相手と自分との関係性なのでしょう。

 コミュニケーション技術、それは確かにありますが、小手先のテクニックではありません。相手のことをいかに思いやるか、相手のことを理解しようとする姿勢や態度をいかに表すことができるか、それが鍵を握るのではないかと思います。

 わずか3時間の短い時間でしたが、それを感じ取っていただければよかったかなって思っています。

 この講座の受講者さんたちは、長期に渡って、レポートも提出し、集中講義では、朝早くから夜遅くまで、先生のもと勉強しなくてはいけないようです。

 苦難が予想されますが、仲間を作り、お互い励まし合って、乗り切っていただきたいものです。



2013年05月24日(金)
認知症介護指導者ネットワーク全体研修会 in 仙台
 定員120人のところ、150人近い方が受講されました。大盛況です。

 今回は、認知症介護指導者さんだけではなく、公開研修ということで、地元の地域包括支援センターの職員さんや、東北福祉大学の院生さんや、その他、人材育成に関心のある方々が参加されました。

 指導者さんも、認知症介護研究研修仙台センターの管轄は、北海道、東北、中国、四国と非常に広範囲で、各地から来られていました。

 やはりここでもピアスーパービジョンを推進しました。今まで、スーパービジョンがなぜ浸透しなかったのか。日本の福祉現場の実状と、そもそものスーパービジョンが合致しないのではないのでしょうか・・・

 スーパービジョンの敷居を低くし、馴染むことができるようにしたいものです。そのためには、スーパービジョンの研究者の批判も覚悟しています。



2013年05月23日(木)
島根県 対人援助職スキルアップ研修(浜田会場)
 松江と同じ内容の研修を浜田でもしてきました。受講者は60数人でした。

 本来スーパービジョンをすべき上司が、自分より経験が少ない、上司が、福祉の専門知識を積み上げていないといったこともよくあります。

 これは批判ではなく、福祉制度の構造上の問題であって、上司に罪があるわけではないのです。

 ですから、日本の福祉現場には、上司や先輩に対するスーパービジョンも必要な状況がいっぱいあるような気がします。

 上司も部下から支えられ、先輩も上司から教えられる。違う専門職からも教えられる。仲間意識をもって行うピアスーパービジョンが有効なのです。

 写真は、以前も紹介したことがある「どんちっち」。浜田の神楽のからくり時計です。なかなか風情があります。

 浜田は3回目でしたが、ボク自身、たいへん馴染める空気、雰囲気。居心地のよさを感じます。



2013年05月22日(水)
島根県 対人援助職スキルアップ研修(松江会場)
 島根県福祉人材センター主催で、対人援助職スキルアップ研修をしてきました。

 写真は松江会場のもの。 約130人の方が受講されました。

 内容はスーパービジョン。この頃、ボクは、スーパービジョンの研修では、ピアスーパービジョンを皆さんに勧めています。

 上から下への流れる、そもそものスーパービジョンをするためには、福祉現場の基礎構造改革?をしないと無理なような気がしてきました。

 たとえば、介護職の仕事・・・指示命令系統が曖昧ですよね。

 利用者さんの健康については看護師に指示を受け、家族のことについては相談員に指示を受け、生活場面でのリハビリについては理学療法士から指示を受け・・・自分の仕事全般に責任を持ってくれる、同じ専門職である介護職の上司がいない。

 こうした状況がある中、仲間意識をもって行うピアスーパービジョンが有効なのです。



2013年05月16日(木)
大阪市淀川区 介護支援専門員研修会②
 2回目の研修会でした。

 今回のテーマは「協働と連携のためのピアスーパービジョン ~支え合う基盤づくりのために~」。

 協働や連携は大切だと、ずっと言われていますが、これほど難しいことはないかもしれません。
 みなさん、それぞれ立場も利害もあるでしょうし、これは自分の守備範囲ではないと思われることも多いと思います。

 共通の目的をもって、支え合う大切さを身をもって理解し、同じ地域で働く仲間という意識をもって、仕事に取り組みたいものです。

 そのためのとっかかりとしてピアスーパービジョンについて講義をしました。

 淀川区地域包括支援センターでは、先々、地域の介護支援専門員も一緒に事例検討会をしたいと考えておられます。
 事例検討会は、目的を共有し、同じ方向に向かおうとする最もよい学習方法だと思います。
 私は、そのお手伝いを少しでもできればと思っています。



2013年05月14日(火)
堺市中区主任介護支援専門員支援部会
 5回シリーズの3回目の研修でした。だんだん顔なじみになってきました・

 今回は、対人援助の原点と本質について、それに自己覚知について少し学びました。

 相手が利用者さんであれスタッフであれ、人を支援する原点は、支援する人とされる人の支え合い。じゃあなぜそれがいえるのかについて話をしました。

 思い起こしてみれば、ボクもかつて現場にいた頃、利用者さんや後輩たちに支えられた。大学の先生になってからも学生たちに支えられた。いつもこの話をするときは、それを思い出します。

 対人援助の本質は「関係性」。関係性とは、相手との間にある無意識のつながり。これによって支援の質が決まってきます。どんな関係性があるのか、いつも気を付けていたいものです。



2013年04月25日(木)
大阪市淀川区 介護支援専門員研修会①
 淀川区は頑張っています。

 淀川区の地域包括支援センターに定例でかかわらせていただいて3年目になります。

 レベルが高くなってきました。

 今年度は、地域の介護支援専門員さんにも声をかけて研修をすることになりました。

 まず3回、対人援助の基本的なことや、地域でお互いに支え合い育て合うスーパービジョンについて、包括やブランチの職員さんと地域の介護支援専門員さんが一緒に勉強をします。

 その後は、事例検討会を隔月で行います。

 同じ地域で働く包括と各事業所の介護支援専門員さんが、同じ講師の研修を受け、同じスーパーバイザーのもと事例検討会をする。これは、一体感を味わい、視点や考え方、かかわり方を共有できる、すばらしいことだと思います。



2013年04月24日(水)
徳島県 介護支援専門員指導者研修
 6月に徳島県で、介護支援専門員専門研修をしますが、その際にファシリテーターとして研修をサポートしてくださる方々の研修をしてきました。

 さすが指導者さんたちです。レベルの高さを感じました。

 こうして、ベテランの方々が、地域で後進を育成するための研修を受け、実際に研修のファシリテーターとして、サポートする。とてもよいことだと思います。これを繰り返すと、層が厚くなります。

 6月には、今回の指導者さんとともに、専門研修を行います。

楽しみです。



2013年04月21日(日)
やお高齢者ケア研究会 スーパーバイザー養成講座応用編3日目
 応用編の3日目、トータル6日目の講座。

 毎回スーパービジョンの実践報告書を提出するという宿題は、決して楽ではありません。

 しかし、宿題だからこそ、意識して日頃からスーパービジョンを実践せざるを得ません。

 朝からは、グループに分かれての実践報告・情報交換会でした。確実に実力が付いているようです。
 聞き耳を立てていると、そう感じましたし、最後の振り返りで、受講者の中に、そうおっしゃってた人もおられました。

 午後からは、自己覚知について演習をしました。他者との違い、いろんな価値観が存在すること、自分自身の態度の傾向・・・少し見えてきたのではないでしょうか。

 あと4か月、あと2回。みなさんの実践を応援しています。 



2013年04月20日(土)
奈良民医連 看護介護活動研究交流集会
 講演してきました。

 演題は、「良好な人間関係を築いて、職場の成長を図るコツ ~元気で働き続けるために・・・対人援助職のコミュニケーション術~」
 壮大なテーマです。

 対人援助職場は、当事者との人間関係に限らず職員同士の人間関係でも摩擦が起きやすいですね。
 当事者の人生に寄り添う仕事ですから、それを共有する職員同士も結構深いところで情緒交流があり、性格や価値観の違いからストレスを溜め込みやすいのです。

 違いを認めること、そのためには自己覚知を深めること、非常に大切なことですが、職員同士の関係は、なかなか仕事の関係だと割り切れない。

 特に、職員同士の関係における自己覚知は永遠のテーマなのかもしれません。勉強すればするほど、「私には無理なのではないか」そう思ってしまいます。

 ボクがいつも思うこと。100点満点は無理でも、今よりも少し高い点数は取れるんじゃないか。それをめざしていけたらと思います。



2013年04月11日(木)
堺市中区主任介護支援専門員研修
 堺市中区では、主任介護支援専門員支援部会主催で、5回シリーズの研修をしています。今日は2回目でした。

 1回目は、当事者への支援について基本的なことを確認するような内容でしたが、今回は、スタッフ支援であるスーパービジョンについて研修をしました。

 スーパービジョンは、主任介護支援専門員の重要な役割であり業務です。
 今日は、スーパービジョンの概要について、講義とビデオで学習しましたが、あと3回でより深めたいと思っています。

 このバイジーは気づかない・・・・気づかないことをバイジーの責任に転嫁する。よくあることです。この責任転嫁は根強くあるように思います。ですからバイジーは、どんどん辞めて行く。

 そうならないように、気づきを与えることができる技術を身につけたいものです。



2013年04月08日(月)
『ぜんほきょう』に寄稿しました
 『ぜんほきょう』は、全国の認可保育所で組織される全国保育協議会の会報です。

 この度、ご依頼を受けて寄稿しました。タイトルは「組織の新たな一員として新人保育士を育成する ~保育者集団の成長をめざして~」

 今まで精一杯先輩たちは新人を育ててきたはず。それにもかかわらず、仕事のやりがいや楽しさ、奥深さを感じることなく辞めて行く。そんな新人が少なからずいました。

 なんとかそんな事態を防ぎたい。その方策は、組織やチームで、お互いに支え合い育て合うこと。それは、新人のみならず、先輩や上司たちが気持ちよく仕事をすることにもつながるのです。

 過去3年間に創元社から刊行した3冊の対人援助職シリーズをもとに書いています。



2013年04月02日(火)
満開です
 すっかり満開になりました。

 この桜が数キロに渡って続いています。多くはありませんが、ところどころで、おじさんやおばさんたちが、お弁当持参で小さな宴会を開いておられます。

 今日はこれから雨だそうですが、まだ満開になったばかりですし、持ちこたえることができるでしょうか・・・・・・
 もし持ちこたえることができれば、まだ数日楽しめると思います。

 さあ原稿!!

 今日は、「スーパービジョンで活用する話を聴く技術」というテーマです。話を聴くことは、相手が当事者であれ、職員であれ、人を支援基本ですね。



2013年03月31日(日)
7~8分咲きでしょうか・・・・・・
 かなり満開に近くなりました。隣にいたおじさんが「まだ満開にはちと早いなあ」「佐保川もようなった・・・」とボソボソ言いながら去っていきました。

 ただいま朝の10時。今日も図書館で原稿書きを頑張るのです。

 「スーパービジョンで支える自己覚知」というテーマで仮原稿を書いています。

 「自己覚知」って、対人援助ではよく言う言葉ですが、本当に奥が深い。わかったようでよくわからない。わかってくれば「それは無理ではないか」と思えてくる。

 スーパービジョンでどこまで可能になるでしょうか。
 



2013年03月28日(木)
2分咲き3分咲きといった感じでしょうか
 写真ではわかりにくいかもしれませんが、一昨日よりもかなり咲いてきました。

 今日も佐保川沿いの桜を眺めながら、はかどらない原稿に取り組んでいます。

 今年は、スーパービジョンのテキストを書こうと思っています。先日、ある出版社と2度目の打ち合わせをしました。
 5月の企画会議にかけてくださるようですが、それまでに担当の方と詰め、全体像が見えるようにしたいと思っています。

 今は仮の原稿を書いています。



2013年03月26日(火)
ぼちぼち咲き始めました
 この3年ほど、ちょいちょいお世話になっている奈良県立図書情報館の前、佐保川沿いの桜です。

 数キロに渡って佐保川沿いに咲く桜は、店も出ないし、宴会をする花見客もほとんどないのですが、それはそれは見事なのです。

 関東では、すでに満開のようですが、奈良も例年よりも早く咲き始めました。

 ここ数年この時期は、県立図書情報館で執筆活動に勤しんでいます。大学に所属していないことから、年度末年度初めのたいへんさを感じることもなく、かなりの時間、執筆に専念できる、ボクにとってはとても大切な時期なのです。

 佐保川の桜を眺めながら、原稿がはかどらないイライラを解消する・・・・・・

 なかなかオツなものです。



2013年03月15日(金)
大阪市旭区 主任介護支援専門員フォローアップ研修
 旭区では、地域包括支援センターと大阪介護支援専門員協会旭区支部が協力して、主任介護支援専門員フォローアップ研修を開催されています。

 4日間あったようですが、ボクはその内の2日間を担当しました。

 1月には、スーパービジョンについての基本的な講義、今回は実際にピアスーパービジョンをやってみました。

 事例提供者を「本人」とし、グループでスーパービジョンを行いました。

 通常は、利用者さんを「本人」とし事例検討会をしますが、スーパービジョンの場合は、事例提供者であるスタッフを「本人」とします。

 利用者さんのケースを通してスーパービジョンをする場合は、利用者さんと事例提供者両者を「本人」とする場合もあります。

 ボクは、必要に応じて区別しています。



2013年03月10日(日)
熊本YMCAの機関紙
 2月11日に熊本YMCAの全体職員研修会で講演をしましたが、その様子が掲載された機関紙を送っていただきました。

 機関紙自体は、講演録のような感じの記事でしたが、同封されていたアンケートの集計を読ませていただき、書かれていた内容から職員さんたちの資質の高さに驚きました。

 ボクが伝えようとしていたことはもちろん、日頃の仕事を振り返り、自分の仕事ぶりと講演とを照らし合わせ、大切な気づきを書いている人が多かったです。

 また、今後の仕事にどのように活かしていきたいかという決意表明をされている方もおられました。

 ピアスーパービジョンを主題として講演をしましたが、さっそく、それらしき動きを見せ始めているという担当の方の手紙も添えられていました。

 こうしたアンケートや手紙を読ませていただくと、ボク自身励まされます。ありがとうございました。



2013年03月07日(木)
宝山寺福祉事業団 主任研修
 半年かけて実施してきた主任研修は最終日を迎えました。本当は2月1日に実施予定でしたが、インフルエンザの蔓延で延期。1か月間が空いたので少々心配もしたのですが、気にすることはなかったようです。

 同じ法人の職員が一同に会して勉強をするというのは、本当に有意義だと思います。日頃は顔を合わさないいろいろな施設や部署から集まっています。
 研修を通して意見交換や情報交換をし、講師の話を共有する。これでこそ一丸となれるのでしょう。

 最後に茶話会をし、来年度の新人職員研修向けに作られたビデオを見せていただきました。
 宝山寺福祉事業団には、子どもの施設とお年寄りの施設があるのですが、種別に応じた2種類のビデオでした。子どもたちやその保護者、お年寄りやその家族から支えられ、支援する側とされる側がお互いに存在意義を感じながら、ともに歩んでいく。そんなビデオでした。

 感動しました。

 宝山寺福祉事業団のこれからの発展と、職員のみなさんのご活躍を祈念しています。



2013年03月05日(火)
和歌山県地域介護普及センター 中堅職員研修
 和歌山県地域介護普及センター主催で、今年度もスーパービジョンの基礎的な研修をしました。

 過剰なストレスを溜めず、そして専門技術を磨き、気持ちよく仕事をする。

 この頃、スーパービジョンの研修をするときは、ピアスーパービジョンの大切さを説明しています。

 中堅だってベテランだって、十分な専門技術を身につけ、ストレスを溜め込まず、感情コントロールができているかというと、ほとんどはそうではないでしょう。

 理想的な上から下へのスーパービジョンを掲げていても、それが実践できない現状があります。
 それならば、お互いに仲間意識を持ち、お互いに支え合う、育て合う。そんなピアスーパービジョンが浸透すればと思います。



2013年03月04日(月)
堺市中区 主任介護支援専門員研修 
 堺市中区では、3月から5回にわたり、主任介護支援専門員の研修をすることになりました。

 月に1回、1回あたり3時間です。

 基本的に5回とも出席できる方が受講することになっています。

 初回は、対人援助の基本的な内容について演習と講義をしました。
 ついつい当事者に感情移入をしてしまって、自分の感情と関係させてしまう。これがとてもしんどいんですよね。 対人援助職としての課題ともいえます。

 自分の感情と関係させないためにも、当事者の問題を捉える視点を身につけたいものです。今、当事者が問題を抱えている背景には何があるのか、そのことによって、当事者はどのような気持ちでおられるのか・・・そのことを考えてみます。

 それが当事者に寄り添うということなのです。

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