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対人援助のお勉強ブログ 2014年01月~05月

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2014年05月31日(土)
全国保育士会 第27期主任保育士特別講座
 昨年度から担当しています。

 担当科目は、「対人援助におけるコミュニケーション」。日常的に家族や友人と交わされるコミュニケーションと対人援助におけるコミュニケーション とは、まったく違います。

 対人援助では、目的をもって意図的に作る援助関係を形成する専門職業的なコミュニケーションだといえます。
 しかし、コミュニケーションはあまりにも日常的過ぎて、ついそれを忘れがちになってしまいます。
 
 忘れないようにするためには、日常的な振り返りが必要でしょう。

 今回の講座で学ばれた資料などを、日頃の仕事のチェックをするために活用されてはいかがかと思います。

 前期、後期、合わせて8日間のスケジュールのようです。最後は論文も書かなければいけませんが、健闘を祈っています。



2014年05月30日(金)
大阪市淀川区 スーパービジョン研修会
 早くも今年度3回目の研修会。

 地域の多くの介護支援専門員さんにご参加いただき、地域包括ケアシステムを充実させる事業の一環として研修をしています。

 4月から基本的な対人援助の技術や、地域の仲間で支え合い育て合うスーパービジョンについて学んできました。

 次回からは、2ヶ月に一回程度、実際の事例を検討することを通して、総合的な対人援助の学習を進めます。

 こうして同じ地域で働く介護支援専門員と地域包括支援センター職員が一同に会して、学ぶ機会を持つことで、知識や技術が身につくだけではなく、一体感が生まれ、より質の高い地域ケアシステムができていくのだと思います。

 これからも協力させていただきます。



2014年05月27日(火)
北九州市保育士会 スーパーバイザー研修会 
 今年も北九州市保育士会からお招きをいただきました。

 会長の北野久美先生は、とても素敵な方です。

 昨年は、カウンセリングの研修でしたが、今年はスーパービジョンについての研修。

 基礎的な理論についての講義をしたあとビデオを見て、具体的にイメージをし、実際にグループでスーパービジョンをしていただきました。

 なんとなく感触をつかめてのではないでしょうか・・・

 もう一度7月に研修をしますが、宿題を出しました。

 「スーパービジョンの実践!」

 まだまだ保育分野では、スーパービジョンは浸透していません。できるだけ敷居を下げて説明をしましたが、とりあえず、できる範囲でやってみましょう。そこからスタートです。



2014年05月22日(木)
アクティブライフ中町倶楽部・きらり合同研修会
 合同研修会もいよいよ最終回でした。昨年末から6回にわたり研修をしてきました。

 後半の3回は、「相談面接」が大きなテーマでした。

 事例を使ってロールプレイをしてみました。日常的には、ロールプレイはあまりしませんが、困難ケースに直面したときに、仲間でやっておられるところもあります。

 やってみると、当事者の気持ちが何となくわかったり、自分の対応の至らなかった点に気づいたりすることがあります。

 ですから、どうぞお仕事の日常場面で試していただければと思います。

 6回にわたる研修、お疲れさまでした。



2014年05月09日(金)
鳥取県中部民生児童委員協議会全員研修会
 鳥取県の中部というと、倉吉まで行って参りました。

 民生委員・児童委員さんの研修でした。いつも本当に真面目で熱いなあと思います。

 専門職というわけではありませんが、地域の最前線で活動されています。

 テーマは「相談技法」でした。話を聴くって難しいなあと思われたかもしれません。

 難しいと思われたのなら、100点満点の聴き方をイメージできたのではないかと思います。

 でも実際は、0点から100点まであるわけで、少しずつ点数が上がっていけばいいわけです。

 日常的に地域の方々のお話を聴かれる民生委員・児童委員さん、少しでも専門技術として身につけることができるように、意識していただけたらと思います。

 熱心に受講され、敬意を表します。



2014年04月26日(土)
神戸朝日病院 院内交流会
 神戸朝日病院の院内交流会で、神戸市長田区に行って来ました。

 長田区は、1995年の阪神淡路大震災で最も被害が大きかったところ。多くの民家が焼かれ、多くの死者がでました。

 写真は、復興を願って造られた”鉄人28号”。神戸市出身の横山光輝さんの作品です。

 実際に目の当たりにすると、まず、ボク自身の子ども時代を思い出しました。平和を守るために戦う鉄人。

 ずいぶん影響を受けたような気がします。

 さて、神戸朝日病院の院内交流会。要は職員の研修ですね。

 職場の人間関係が、そのまま患者さんへのかかわりに影響を及ぼします。だから、職員同士、お互いに大切にし合ってほしい。

 伝わったでしょうか・・・・・・ 



2014年04月26日(土)
こちらも今年度初の学習会
 奈良県社会福祉士会主催のスーパーバイザー養成講座6期生と奈良県社会福祉協議会主催のスーパーバイザー養成講座4期生と5期生、3チーム合同の自主勉強会。

 3チーム合同での初めての勉強会でした。

 先に紹介した「学習会」と二大勢力になってほしいなあって思っています。

 講座や研修会を修了して、さらに勉強を続けたい人はたくさんいるけれども、自分の期生の勉強会がうまく続かず、勉強の機会を失っている人がいます。

 そんな人たちの受け皿になってほしい。

 ボクは、一人の仲間として、勉強会に参加する人たちを応援します。



2014年04月19日(土)
今年度初の学習会
 初公開。奈良県社会福祉士会主催で行ったスーパーバイザー養成講座の1期生と4期生を中心とした学習会です。

 1期生の人たちは丸7年、4期生の人たちは丸4年、2か月に1回定期的に集まって学習会をしてきました。自主的な集まりです。もう40回以上実施したことになります。

 ボク自身は、まだ当初は梅花女子大学に勤めていました。学習会は毎回土曜日なのですが、土曜日も大学に拘束されることが多く、あまり出席できませんでした。辞めてからは、ほとんど出席しています。

 講座が終わると、参加への拘束力がなくなり、まったくの自主的な参加になります。そんな中、ここまで続けられているのは、参加することに意義や居場所を感じているからなのでしょう。

 途中メンバーが増えたり減ったり、一回一回の学習会が思うように進まなかったりなど、いろいろとありましたし、これからもいろいろとあるでしょうが、何とか続けていきたいものです。応援しています。



2014年03月25日(火)
大阪府地域包括支援センター職員研修会
 大阪府下の地域包括支援センター職員研修会です。

 テーマは、「スーパービジョン」。

 今回は、スーパービジョンで活用する最も基本的な技術である面接、それからその応用であるコーチングについて具体的に演習をしました。

 スーパービジョンは、特別な方法があるわけではなく、一対一の場合は面接やコーチング、相手が職員集団やチームの場合はグループワークや事例研究など、いろいろな方法が活用されます。

 スーパービジョンの敷居を下げるためにも、スーパービジョンというのは、いろいろな方法を活用しながら展開していくプロセスであることを伝えていきたいと思っています。

 目的は、人材育成と人材活用なのです。



2014年03月17日(月)、24日(月)
奈良県民生委員児童委員 相談技法研修会
 2回に分けて、民生委員児童委員さんの研修をしてきました。

 昨年、改選があり、3分の一の方が代わられました。全国で7万人。奈良県でも700人ほどが新しく民生委員児童委員になられました。

 新しい方々は、ずいぶん不安だろうと思います。

 たった2時間ほどの研修を受けて、相談技法がマスターできるわけではありませんが、今回の研修をきっかけに、話を聴くことの奥深さを感じていただけたらなあって思っています。

 民生委員児童委員さんは、数からしてたいへん大きな存在だと思います。

 ボクも、ボクの両親も、いつなんどきお世話になる必要が出てくるかもしれません。

 よろしくお願いします。



2014年03月16日(日)
奈良公園近辺の散策
スーパーバイザー養成講座in大阪の受講者には、徳島から来られている方が4人おられました。

 その内1人は、都合で参加できなかったのですが、3人が、奈良に観光に来られました。

 写真は、大仏殿前での記念撮影。左3人が徳島からの受講者。右の2人は、講座のスタッフを務めてくれた僕の仲間です。ちなみにボクは写真を撮っています。

 ずいぶん歩いたけれど、楽しい散策でした。興福寺、春日大社参道、二月堂、大仏殿、それに奈良町。

 奈良市内で暮らす人にとっては、鹿の姿は当たり前ですが、やっぱり外から来た人たちには珍しいのでしょうね。

 鹿せんべいを、手にしたとたん、押し寄せる鹿、鹿、鹿・・・怖い思いをさせてしまいました。

 すみません。

 でも楽しかったし許してくれますよね。



2014年03月15日(土)
スーパーバイザー養成講座in大阪 最終日打ち上げ
初めてボク自身が主催する講座が修了しました。22名の方が無事修了されました。

 写真は打ち上げをしているところです。結構酔いが回ってきたところでの写真で、みなさん、いい顔をしてらっしゃいます。

 半年間にわたる講座で、途中しんどかったこともあったかもしれませんが、何か少しでも今後に活かせることが身につけばそれでよかったかな・・・

 修了者が自主的に集まる機会を持つことになりましたし、6月には、フォローアップ研修をします。

 またお会いできることを楽しみにしています。

 事務局を引き受けてくださった、オフィスオルタナティブの平岡さんには感謝しています。ありがとうございました。

 そして、受講者の皆さん、お疲れさまでした。



2014年03月13日(木)
三重県紀宝町 傾聴ボランティア養成講座
紀宝町に行って来ました。先日行った太地町の近く。

 和歌山県の太地町、新宮市と、三重県の紀宝町は、どうやら同じ文化圏のようです(間違っていたらごめんなさい・・・・・・)。

 紀宝町は、同じ三重県の熊野市よりも、和歌山県の新宮市の方がはるかに近く、買い物は新宮市まで行くようです。新宮市のホテルに泊まりましたが、紀宝町には、ほんの数分で着きました。

 さて、傾聴ボランティアさんの養成講座。

 傾聴って一口に言いますが、極めるのはホントに難しいと思います。何ができればプロで、何ができなければ素人か・・・そんな線引きはできませんが、奥が深いと思います。

 プロと素人の境目がはっきりしませんが、理想的なプロの傾聴の態度や技術を研修してきました。

 少しでも意識しながら、ボランティア活動に取り組んでいただければ戸思います。



2014年03月05日(水)
社会福祉主事資格認定通信課程・面接授業
 中央福祉学院(全国社会福祉協議会)で、標記面接授業(スクーリング)をしてきました。

 今まで福祉の専門教育を受けずして福祉の世界で仕事をすることになった方々が通信教育を受け、5日間に渡りスクーリングに参加します。

 科目は「社会福祉援助技術論と社会福祉援助技術演習」。

 社会福祉援助の基本的なことを講義と演習で学びました。

 社会福祉援助の楽しさとやりがい、奥深さを少しでも知っていただけたら、そして、5日間のスクーリングを通して、一生つき合うことができる仲間を作ってくださったらなあと思い、取り組んでいます。



2014年03月03日(月)
兵庫県ライフサポートアドバイザー研修会
 ライフサポートアドバイザーは、シルバーハウジング(高齢者世話付き住宅)などの公営住宅に住む高齢者に対して、見守りサービス(安否の確認)、生活指導や相談、緊急時の対応、関係機関との連絡、コミュニティづくりの支援などを行っておられます。

兵庫県老人福祉事業協会は、兵庫県から委託を受けた「LSA活動強化事業」として研修をされています。

 今回のテーマは、やはり「燃え尽きを防ぐ」でした。

 支援という目的をもって高齢者やその家族の方々と接しているにもかかわらず、こちらが疲弊してしまう。

 しんどいですねえ。

 今回も具体的な困難事例をめぐってピアスーパービジョンをしてみました。

 一人職場のライフサポートアドバイザーではありますが、同じ仕事に従事し、同じような悩みを抱える仲間がいますので、ヨコのつながりを持ってほしいなあと思っています。 



2014年03月01日(土)
孫が4歳になりました
 初登場!孫です。

 本日4歳になりました。ケーキは特注。猫バスの絵が描いてあります。

 彼はどんな人生を送ることになるのでしょうか?

 今、周りの大人たちをどのように見ているのでしょうか?

 次第に、いろいろなことに興味をもつようになりました。いろいろなことを話してくれるようになりました。

 日曜日には、仮面ライダー鎧武に変身します。

 水族館へ行けば、クラゲに変身します。

 昆虫館へ行けば、カマキリに変身します。

 将来、楽しみでもあり心配でもあります。



2014年02月26日(水)
大淀町、下市町、吉野町、三町合同介護支援専門員ネットワーク研修会
 三町合同で、やはり今回も「燃え尽きを防ぐ」というテーマで研修をしてきました。

 この頃は、同様のテーマで研修や講演のご依頼をいただくことがたいへん増えています。燃え尽きはかなり深刻な状況のようです。

 前半は講義をし、後半は演習をしました。

 ボクが研修でよく紹介するピアスーパービジョンをしましたが、いかがでしたでしょうか?

 問題点の整理も大切ですが、そのあとの「よい点」を見つけることが大切です。
 「よい点」は、その事例がもつ強さや力になるのです。困難を抱えていると、自分ではなかなか気づかない。それが「よい点」なのです。

 あえてよい点を見つけるということを心がけたいものです。



2014年02月24日(月)
和歌山県介護支援専門員協会 紀南支部研修会
 和歌山県の太地町に行って参りました。太地町は言わずと知れた”くじらの町”。

 ボクは、もう4度目になるかな・・・何度訪れても、馴染みやすい素敵な町です。なぜか居場所を感じるのです。

 今回は、介護支援専門員さんたちの研修でした。燃え尽きを防ぐというテーマでした。

 しかし、話を聴いてみると、皆さん、お互いに仲間意識を持ち、普段から支え合ってらっしゃるようです。いい雰囲気でした。


 今回は、朝、奈良から大阪に出て、そして和歌山、白浜経由で太地町へ。夕方、太地町から新宮、三重県の松阪へ出て、奈良へ。つまり南紀一周をしました。

 南紀一週10時間の旅。なかなかいいものでした。



2014年02月21日(金)
大和郡山市 介護支援専門員研修
 大和郡山市の3つの地域包括支援センターが主催して行われた介護支援専門員研修。今年度は4回シリーズで、今回は最終日でした。

 最終日は、事例検討会だったのですが、司会もスーパーバイザーも包括の職員さんが務められました。

 ボクは、外で見守っていたのですが、黙って見ているのは結構つらいもので、ついつい口を出してしまいました。駄目ですねえ・・・・・・

 でもまあ、包括の職員さんたちの一生懸命さが伝わってきました。ずいぶん緊張されていましたね。

 また、事例検討会の奥深さを、包括の職員さんのみならず、金魚鉢の中で実際に事例検討会に参加された方々、外で客観的に見ておられた方々、皆さんが感じてくださったのではないでしょうか。

 事例検討会は、総合的な対人援助の機会になるのです。積み重ねることが大切なのです。



2014年02月18日(火)、19日(水)
熊本県 スーパーバイザー養成研修後期
 熊本県では、スーパーバイザー養成研修が前期と後期に分かれています。

 例年8月か9月に前期2日間をし、2月に後期2日間、合計4日間の研修をします。

 写真は最終日の模様。「円滑にスーパービジョンを実践するために」というテーマで、そのための条件をKJ法で整理しました。

 グループごとに個性豊かな作品ができあがりました。驚いたのは、それぞれグループごとにプレゼンテーションをしていただいたのですが、本当にお上手なこと。さすがリーダー級の職員さんたちです。

 円滑なスーパービジョン実践の条件を整理することにも意味があったのですが、一緒に作品を作り上げる喜びを分かち合っていただけたことに、最も大きな意義があったような気がします。

 この喜びの分かち合いをそれぞれ職場に持ち帰っていただきたい。



2014年02月17日(月)
熊本県 保育指針研修会
 熊本で保育士さんの研修をしてきました。

 この頃は、介護現場に限らず、保育現場も人材の確保が大変難しいようです。若い保育士さんが、志半ばで辞めていく。燃え尽きてしまうのですね。

 それを何とか防ぎたい。そうしないと人材が定着せず、保育所自体が成り立たなくなってしまいます。

 この研修に象徴されますが、この頃、保育関係団体から、「燃え尽きを防ぐ」ための講演会や研修会のご依頼が相次いでいます。

 深刻なんですね。保育所は、介護現場と違って、ほとんど保育士さんで構成されています。同じ専門職なのです。ですから、先輩が後輩に対して保育を教えることができる。同じような心の痛みも感じたことがある。

 ですから、先輩が後輩を支え、同僚同士でも支え合ってほしいなあと思っています。

そのために少しでもお役に立てればと思います。



2014年02月15日(土)
神戸学院大学 実習交流会
 神戸学院大学からお招きを受け、実習交流会に参加してきました。

 前半は、「実習教育(スーパービジョン)」のあり方について、問題提起のような形で講演をし、後半は、シンポウムのコメンテーターを務めました。

 写真は、シンポジウムの様子です。一番奥は、司会を務められた相澤譲治先生。手前の3人は、現場の実習指導者の方々です。

 3人の指導者に共通することは、本当に学生を大切にされているところでした。

 社会福祉士には、非常に幅広い知識や技術が必要になります。それに非常に高い倫理観も必要になります。

 施設現場は、社会福祉士に求められる「総合的かつ包括的相談援助」を伝えるには限界がありますが、その限界を少しでも克服しようとされる姿勢が伝わってきました。

 学生も、こうした現場の方々の熱意に応えるべく、真剣に実習に取り組んでほしいものです。



2014年02月14日(金)
大雪のバレンタインデー
 和歌山で仕事・・・のはずだったのです。

 朝6時、スゴイ勢いで雪が積もり始めていたので、朝ご飯も食べずに、和歌山に向かいました。

 阪和道、泉南から先は通行止め。泉南インターの数キロ手前から遅遅として進まず、途中、研修主催者と連絡を取り合い、研修は中止に。

 ボクは奈良に引き返すことになりましたが、泉南インターで下道に降りるのに4時間かかりました。

 やっと降りたのはよかったのですが、阪和道全線通行止めになり帰れず。

 結局、その後8時間かかって、大阪の八尾まで引き返し、八尾に泊まることに・・・

 14時間の缶詰車の旅でした(><)

 しかし、トイレ、案外我慢できるものですねえ。 



2014年02月12日(水)
東大阪市地域包括支援センター担当職員研修
 1月に引き続き、地域包括支援センター職員の研修をしました。3年未満の新任と3年以上の管理的な立場の職員に分けて行いました。

 1月は、スーパービジョンの基本的な話で、新任向けには、ややピアスーパービジョンの要素を多く混ぜ、管理的職員向けには、経験の浅い職員を育てる理想に近いスーパービジョンの話をしました。

 今回は、新任にはピアスーパービジョンを実際に試してもらう演習、管理的職員には、コーチングの技術を勉強してもらいました。

 また、両者ともに、スーパービジョンを実践し、報告書を提出するように宿題を出しています。

 5月には、再び集まり、実践報告会をします。

 どのような実践が報告されるか、楽しみにしています。



2014年02月10日(月)
道後温泉本館
 坊ちゃんが毎日のように汽車で通った道後温泉。

 坊ちゃんやうらなり君に出会ったことはありませんが、何度かボクも湯に浸かりました。思い出深い温泉です。
 今回も、飛行機にはまだ時間があったので、立ち寄りました。

 数年前、今回と同じで、飛行機にはまだ時間があったので立ち寄り、さあ、空港に向かおうとしたとき、念のため飛行機の時間を調べると、時間を間違えていたことに気づきました。あと20分しかないじゃないですか・・・

 慌ててタクシーに乗り、空港へ。

 空港に着いた時間は、ちょうど飛行機の出発の時間。恐る恐る搭乗手続きをすると、何とまあ搭乗予定の飛行機が遅れていて、間に合ったのです。

 空港職員のお小言を聞きましたが、無事帰ることができた、そんな苦い思い出もあります。

 今回はゆとりがありましたけどね。

 いい湯でした。 



2014年02月10日(月)
愛媛県 主任介護支援専門員地域リーダー養成研修及び地域包括支援センター職員研修
 主任介護支援専門員も地域包括支援センター職員も、地域の介護支援専門員さんたちに対してスーパービジョンを行います。

 それが仕事ですものね。

 ところが、どこへ行っても「スーパービジョン」の敷居が高いようで、ものすごい人たちがものすごいことをする、それがスーパービジョンといった印象をお持ちの方が多いようです。

 ですから、スーパービジョンが本来の業務になかなかならない。

 今日の研修で、少しは敷居が低くなったでしょうか?日頃やって地域の介護支援専門員さんたちへの支援がスーパービジョンなのです。 



2014年02月09日(日)
大阪国際空港
 夕日を背にしたJALの飛行機があまりにもきれいだったので、カメラに収めました。

 ボディには、「がんばろう日本」と書いてあります。

 おそらく2011年3月の東日本大震災の際に書かれたものでしょう。

 ソチオリンピックに向けた日本選手への応援メッセージとも受け取ることができます。

 このジェット機のように、大空に羽ばたく、そんな夢をもって生きていきたいものです。

 具体的な目標でもいいし、漠然とした目標でもいい。常に何かに向かっていきたいと思います。



2014年01月30日(木)
主任介護支援専門員フォローアップ研修最終回 大阪介護支援専門員協会 岸和田・忠岡支部
 3回シリーズの最終回でした。

 今回は、同じ研修を受けている仲間として、ピアスーパービジョンを行いました。

 グループの力を活用しました。グループ(集団)は、不思議な力をもっています。一人では考えも及ばないことが、集団では、構成メンバーのお互いの相互作用によりもたらすことができます。

 こうした不思議な力をあえて活用し、一人ひとりのメンバーの成長や問題解決を図ります。

 これがグループワークなのです。

 1対1のスーパービジョンでは、面接技術やコーチングの技術が活かされますが、グループでのスーパービジョンは、グループワークの技術が大いに役立ちます。



2014年01月27日(月)
名張市共生地域デザイン会議権利擁護部会研修会
 障がい関係の施設や機関の職員さんの研修でした。

テーマは、「対人援助職の燃え尽きを防ぐ ~仲間で支え高め合うために」。ボクの本のタイトルからの引用です。

 そもそも、職員が精神的に疲弊し、障がい者への虐待に結びつく・・・・・といったことから相談を受けました。

 虐待がいけない、そんなごもっともなことは、この仕事に携わる者なら誰でも知っています。

 わかっているのについ・・・・

 それで、燃え尽きを防ぐことを組織やチームの仲間たちと取り組むといった内容で研修をすることにしました。

 もちろん当事者への質の高いサービスを提供することは大切ですが、その担い手である職員を守ることも、同じくらい大切なのです。

 ですから、組織やチームで、一人ひとりの職員の燃え尽きを防ぎたい。



2014年01月25日(土)
若草山 山焼き
 毎年1月の第4土曜日に行われます。一山を燃やすわけですから、それはそれは豪快です。

 ボクが暮らしているマンションの駐車場からその模様がよく見えます。今年も、孫と近所の子どもたちと一緒に見物しました。

 写真は、ネット上からコピーした(花火から山焼きまで絞りを開放状態にした)ものですが、18時から15分間、「これから山を焼くぞ!」という号砲のごとく、花火が打ち上がります。

 そして点火。一瞬のうちに全山が焼けていきます。

 マンションの駐車場からは、数キロ離れていて、写真のように間近にというわけではありませんが、神秘的で何かを祈りたくなります。

 今年も健康で楽しく仕事ができますように。そして、その思いが多くの現場の方々に伝わる研修や講演ができますように・・・・・・ 



2014年01月15日(水)、23日(木)、30日(木)
主任介護支援専門員フォローアップ研修 大阪介護支援専門員協会 岸和田・忠岡支部
 3回シリーズで、スーパービジョンについて学びました。

 先月、京都でもやりましたが、主任介護支援専門員さんへのフォローアップ研修。大阪でも義務づけられた研修では、違う講師がスーパービジョンを教えます。

 スーパービジョンは、たいへん敷居が高く、なかなか日々実践されていないのが現状のようですが、何とか敷居を低くしたい。スーパービジョンは日常的にやっているんだ。ということを伝えたい。

 介護支援専門員は孤独な仕事です。なかなか、日々の流れに任せると、困難を一人で抱え込んでしまいます。ですから、意図的に支える育てる仕組みを作る。もしくは、お互いの裁量でできるスーパービジョンを実践してほしいものです。



2014年01月17日(金)
山口県 スーパーバイザー養成研修最終日
 山口県のスーパーバイザー養成研修は最終日を迎えました。15名のメンバーが、全6回誰一人休むことなく参加できたことはとてもすばらしいことだと思います。

 半年間に及ぶ長丁場ですので、体力的にも精神的にもつらくなる時期があってもやむを得ません。それにもかかわらず、全員皆勤でした。

 もう宿題もなくなり、ホッと一息かもしれませんが、宿題がなくなったからこそ、自分自身で意識しないことには、スーパービジョンを続けることができません。

 l今後、自主的に集まる勉強会もすることになりましたし、多くの方が集まられ、お互いに顔を見ることで、仲間に再会できてホッとすること、それと「やらなければいけないな!」という気持ちになっていただきたいものです。

 担当していただいた西村さん、たいへんきめ細かな対応、ありがとうございました。受講者と講師を代表してお礼を申し上げます。



2014年01月10日(金)
アクティブライフ中町倶楽部・きらり合同研修その③
 新年会をやっているような写真ですが、2つの事業所合同での研修、3回シリーズの最終回でした。

 1回目は、対人援助の視点と態度、基本的なことを学びました。2回目は、仲間で支え合い育て合うピアスーパービジョンについて学びました。

 そして、今回最終回は、相手が利用者さんであれご家族であれ、職員であれ、人を支援するということはどういうことなのかについて、深いところまで掘り下げ勉強しました。

 人を支援するということの原点は、支援する人とされる人の支え合い。この考え方が、ボクが皆さんにお伝えする「対人援助」や「スーパービジョン」の源流になっています。

 2つの事業所の職員が合同で行った研修、いかがでしたでしょうか?大切なことを共有できましたでしょうか?

 それぞれの事業所のみならず、2つの事業所で支え合い育て合う仕組みを作ってほしいものです。



2014年01月08日(水)
広島県 スーパーバイザー養成研修5日目
 広島県でのスーパーバイザー養成講座は5日目を迎えました。広島県は6日間のシリーズなのです。

 今回は、朝から日頃のスーパービジョン実践の報告会、情報交換会をしました。

 最初の頃と報告の内容がずいぶん変わってきたように思います。

 最初は時間がなく、半ば無理に時間を割いて単発で行ってきた。しかし、今回の報告書を読ませていただくと、日常的に業務の一環としてされてる方が多かったように思います。

 あえてスーパービジョンの時間を設けるのも1つの方法ですが、日常的な職員へのかかわりをスーパービジョンと位置づける・・・これがスーパービジョン定着への近道ではないかと思います。

 2月の最終回が楽しみです。



2014年01月03日(金)
あけましておめでとうございます
 この一年、研修会や講演会、勉強会などを通して多くの現場の方々とかかわってきました。

 制度が変わる度に翻弄され、なかなか当事者と向き合えない。
 就職してもすぐに辞める職員が多く、人材が定着しない、育たない。
 研修を受ける度に、「私はこの仕事に向いていないのではないか」と思ってしまう。

 このようなマイナスの言葉をずいぶん耳にしました。

 一方で、日々勉強をし、勉強したことを意識し、同僚や他の職種の方々に働きかけ、何回も何回も頭を打ちながら、目指すべき対人援助に挑戦されているという声もたくさん聞きました。

 いずれにしても、楽しく仕事をしたい。

 これが共通項ではないでしょうか・・・・・・

 ボクは、今年も研修会や講演会の講師を主な仕事として活動していきます。小規模な勉強会にも積極的に参加していきたいと思っています。

 プラスであれマイナスであれ、どのような気持ちで仕事をされていても、応援をしていきたい。専門的な知識や技術を身につけていただく応援だけではなく、仕事に向かおうとする気持ちを支えていきたい。

 そう思っています。

 今年もよろしくお願いいたします。   

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