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対人援助のお勉強ブログ 2014年06月~09月

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2014年09月19日(金)
広島県スーパーバイザー養成研修 4日目
 広島でのスーパーバイザー養成研修は、4日目を迎えました。

 4日目は、事例検討会(ケースカンファレンス)におけるスーパービジョン。

 事例検討会は、総合的な対人援助の学習の場になります。また、グループスーパービジョンやピアスーパービジョンの絶好の機会になります。

 ですから、受講者の方々が、正しく事例検討会を進めることができるようになるというのが、まず今回の目標になります。

 事例検討会を職場で行い、職員たちに対人援助について総合的な学習をしてもらう。そういった場を職場で提供できるようになってほしいのです。



2014年09月13日(土)
スーパーバイザー養成講座in大阪 初日
 いよいよ大阪でのスーパーバイザー養成講座が始まりました。

 基礎編2日間、応用編3日間、計5日間、半年にわたる研修です。

 山口県や奈良県と同じように、学習と実践の繰り返しをします。

 この研修の特徴として、ほとんどの受講者が、自分の休みと自分のお金を使い、自分の意志で受講されています。もちろん職場から出張で来られている方もおられますが、全体的にやる気満々、たいへん活気のある研修になりそう、いや、初日からたいへん活気のある研修になりました。

 写真は、昨年度、徳島から受講されたメンバー2人(手を伸ばし写真を撮っているのは奈良からきてくれた研修のスタッフ)。なんとまあ、この徳島の2人は、運転手と添乗員として、新たな徳島の受講者4人を大阪に連れてきてくださいました。うれしい限りです。

 この先がとても楽しみ。講師としてもやりがいを感じています。



2014年09月08日(月)
山口県スーパーバイザー養成研修 3日目
 7月に始まったスーパーバイザ養成研修は、3日目を迎えました。

 総勢9名。朝は、この2ヶ月間取り組んできた職場でのスーパービジョンの実践を報告書にまとめ、スーパービジョン実践報告・情報交換会をしました。

 これが、この研修の大きな特徴なのです。研修で学び、それを職場に持ち帰って実践する。その実践を研修に持ち寄り、ほかのメンバーからスーパービジョンを受け、また職場に帰って実践する。

 研修が、スーパービジョンを体験する場になります。

 よいスーパービジョン体験をし、その感覚を職場に持ち帰る。この研修はその繰り返しです。

 写真は、午後、二人一組でコーチングのロールプレイをしているところ。

 このロールプレイもスーパービジョンをしたりされたりの体験の場になりました。



2014年09月04日(木)、05日(金)
奈良県キャリアパス対応生涯研修チームリーダーコース
 今年度から、奈良県でもキャリアパス対応の研修が始まりました。

 将来どのようになりたいのか、将来設計をし、職場での経験と連動させながら研修を組み立てていきます。

 今年度から、リーダー研修は、経験年数8年以上と、本当にチームリーダー的な役割を担う方々に対象を絞り込み、行うことになりました。

 写真は、福祉人材センター所長から、4日間の研修を修了された方々に修了証を渡されているところです。

 このあと、オプションとして、希望し選考された方々を対象に、「スーパーバイザー養成講座」を行います。

 学習と実践を繰り返し、自分自身の職場では、また自分の置かれている立場では何ができるのか、一緒に考えていきたいと思っています。



2014年09月02日(火)、03日(水)
熊本県スーパーバイザー養成研修前期
 熊本でのスーパーバイザー養成研修は、13年目になりました。

 よく続いたものです。こりもせず雇っていただいた熊本県社協には、そして、植田はNO!とおっしゃらなかった今までの受講者の方々に感謝です。

 13年の間にずいぶんプログラムは変化しました。その都度模索していたことがよみがえってきます。

 ボク自身の「スーパービジョン」についての考え方もずいぶん変わりました。

 日常的に当たり前にしていること。スーパービジョンという言葉は使っていなくても、人材の育成や人材の活用はしているはず。

 それをスーパービジョンとして意識できるようにすること。これが当面のボクの目標です。

 改めて、熊本でもそれを伝えていきたいと思っています。



2014年08月29日(金)
公立保育所トップセミナー 全国保育協議会
 公立保育所所長クラスの方々の唯一の研修だそうです。500名弱の方々が来られていました。

 テーマは、人材育成。スーパービジョンと絡めて講演をしてきました。

 保育所といいますと、ほとんどが「保育士」で成り立っている職場。同じ専門職同士の上司と部下、先輩と後輩で理想的なスーパービジョンが可能な領域です。

 今まで、あまり「スーパービジョン」が意識されてこなかった領域ですが、何とか浸透させたい。

 ここ数年、保育関係の方々に対して、講演や研修をする機会が増えました。

 一つの目標ができました。



2014年08月25日(月)、26日(火)
相談技法研修会 全国民生委員・児童委員連合会
 今年も、民生委員・児童委員さんの全国研修会に行って参りました。

 100数十人ですが、各都道府県にすると数人ずつという限られた枠で来られた方々、ずいぶん張り切って横浜に来られたのでしょうか・・・・・・

 ご自身が活動されている地域の紹介、情報交換など、参加者同士の語らいも多く見られました。

 研修の内容は、相談技法でしたが、それ以上に得られたものは多かったのではないかと思います。

 今後のご活躍を祈念しております。



2014年08月20日(水)
岐阜県美濃加茂市 民生委員・児童委員研修会
 初めて、美濃加茂市に行って来ました。

 まだ、市長さんがらみの事件が全国報道されて2ヶ月弱で、混乱されているようでした。

 一日も早く釈放され、市政が正常化されることを祈っています。

 さて、民生委員さんの相談技法についての研修でした。

 昨年末に、3分の1の人が新しく着任され、まだまだ戸惑われていることと思います。

 相談技法は、たいへん奥深く、上を追い求めれば切りがありません。

 しかし、少しでも専門的な技法や態度を意識され、単なる友人、隣人、仲間としてではなく、支援者としての力量を発揮されることを祈念しています。



2014年08月18日 (月)
大阪介護支援専門員協会 中河内ブロック八尾支部 事例検討会
 金魚鉢方式で、事例検討会をやってみました。

 ボクは、金魚鉢には入らず、外で観察をしています。司会もスーパーバイザーも、会員さんが担われました。

 今回、八尾支部でのこうした事例検討会についての研修は2回目ですが、たいへん上手に進めておられました。

 講義のあとで進めやすかったのかもしれませんが、段階を追って進めることや、そこからぶれないこと、司会やスーパーバイザーが参加者の発言内容を整理して、つなぎの言葉を入れるまで、次の人は発言をしないことなどをルールとして徹底すれば、大丈夫だと思います。

 八尾支部では、もうボクがいなくても事例検討会ができそうです。  



2014年08月11日(月)
北九州市保育士会 スーパーバイザー研修会②
 5月に続いて、今年度2回目の研修でした。

 5月に、スーパービジョンの実践をして、実践報告書を提出するという宿題を出しました。

 今回、午前中は、実践報告書に基づいて、実践報告・情報交換会をしました。

 うまくいったこと、うまくいかなかったこと、いろいろな実践報告がありましたが、今回、こうして実践を文章にしてみるということに、大きな意義があったように思います。

 子どもたちや保護者の方々へのかかわりを文章にすることはあっても、後輩や同僚保育士へのかかわりをまとめることはほとんどないと思います。

 保育と同じように、後輩や同僚への支援も仕事なのです。

 これから、それを少しでも意識してスーパービジョンができるのではないでしょうか・・・・・・

 今回も熱心でとても素敵な北野会長にお会いでき、ボクは嬉しく思いました。



2014年08月07日(木)
島根県社会福祉事業団 管理職研修・リーダー研修Ⅱ
 昨年度に引き続き、島根県社会福祉事業団の研修に行ってまいりました。

 昨年度、リーダーさん対象にスーパービジョンの研修をしたところ、管理職にもぜひ知ってもらいたいという事業団としての方針のもと、実現したものです。

 本当に熱心であり、ご理解のある理事長さんだなあと敬意を表す次第であります。

 ボク自身、京都府と奈良県の社会福祉事業団を経験してきました。制度の改正や、県の方針の変更によって翻弄される事業団ではあると思います。

 ボク自身の体験としてよくわかるだけに、翻弄されながらも、変わってはいけない当事者への質の高いかかわりを一緒に考えていけたらなあと思っています。 



2014年08月01日(金)
和歌山県紀南地域 中堅職員研修②
 1ヶ月ぶりに紀伊田辺にやってまいりました。

 スーパービジョンをお伝えする研修の2回目。今回は、実際にスーパービジョンをグループでやってみました。

 いかがでしたでしょうか?

 いくつかポイントがありました。あくまでも事例提供者が主人公で、事例提供者の困っていたり悩んでいたりしている気持ちに焦点を当てること、客観的に図式化すること、事例全体を見渡し、よい点を探し出すこと、無責任な助言をするのではなく、一緒に悩み考えること・・・

 ぜひ、日頃のお仕事に取り入れていただけたらと思っています。

 また、2月にお会いしましょう。



2014年07月29日(火)
とくしまケアマネジメントネットワーク有志の会 講演会②
 2回目の講演会でした。

 今回は、一方的な講演ではなく、みなさんのご意見を聞きながら、簡単なロールプレイをやりました。

 あらかじめ用意されたものを読み合わせをするだけのロールプレイでしたが、なかなかおもしろかったのではないでしょうか・・・

 よい例とよくない例はっきりしていて、日頃のコミュニケーションの取り方が、結構よくない例にちかいのですよね。

 こうやってロールプレイをすると、改めて自分の課題が見えてきます。

 徳島の有志の会のみなさん、本当に熱心で、夜の講演会にもかかわらず、たくさんの方にご参加いただきました。

 またお会いしたいものです。 



2014年07月29日(火)、30日(水)
徳島県 中堅・指導的職員スキルアップメニュー スーパーバイザー養成講座
 徳島県でスーパーバイザー養成講座をやってきました。
 全国社会福祉協議会が勧めているキャリアパス対応型での研修。

 徳島県独自のものとして、スーパーバイザー養成講座が組み込まれました。

 2日間で基本的な学習をしましたが、スーパービジョンを身近なものとして感じていただければと思います。

 いつでもどこでも、組織では人材育成や人材活用は行われているはず、それはすべてスーパービジョンなんだ・・・・・・

 この頃ボクのみなさんにお伝えすべくテーマになってしまいました。伝わりましたでしょうか?

 写真は、徳島県とは関係ありませんが、途中で撮った明石海峡大橋です。あまりにもきれいだったもので・・・・・・



2014年07月23日(水)
広島県神石高原町 民生委員・児童委員 傾聴・相談技法研修会
 とても涼しい・・・・

 福山駅から車で1時間ほどのところ。

 標高500メートルの神石高原町。講演した建物には、冷房設備がないらしいのです。

 窓は全開でしたが、騒音もなく、快適でした。

 さて、民生委員・児童委員さんの研修。

 日々、地域の方々を訪問し、話を聴いておられます。本当に頭が下がります。

 講演前、藤井会長さんの話をお聴きしていましたが、やはり神石高原町も過疎化が進んでいるようです。

 防災も含めて、いろいろな機関や部署が連携して、地域包括ケアを考えていかなければいけないとのことでした。

 また、会長さんは、冒頭のご挨拶で、人を好きになってください。そうすれば、その人は、あなたを好きになってくれます・・・・とおっしゃっていました。

 人の間で生きる「人間」、人と人とのつながりを創造する。それを役割として担っている民生委員さん・・・ですね。



2014年07月08日(火)、09日(水)
山口県ひとづくり財団 スーパーバイザー養成研修初日、2日目
 山口県でのスーパーバイザー養成研修は10周年を迎えました。

 100数十人の修了者を送り出すことができました。

 毎年2日目には、過去の修了者にシンポジストとして来ていただき、研修受講中、また修了してから、どのようなスーパービジョンを実践してきたのか、どのようなことでつまづいたか、研修で学んだどのようなことがどのように役立っているのか、などについて語っていただきます。そして、そのあと受講者と質疑応答や、意見交換を行います。

 今年度は、10周年を記念して、シンポジスト4人のうち2人には、1期生から来ていただきました。あとの2人は、昨年度の修了者である9期生です。

 もちろん昨年度の修了者の方々の報告もよかったのですが、1期生の2人の報告は、やはり年月を重ねて実践してきたこともあり、深みがありました。すぐにできることではありません。確実に形になっていました。さすがです。

 9期生の方々の実践も、今年度10期生の方々の実践も年月を重ねていただき、数年後には、積み上げた実践の報告を聞かせていただきたいと願っています。

 シンポジストの皆さま、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。



2014年07月06日(日)
社団法人日本社会福祉士会全国大会・社会福祉士学会in鹿児島②
 鹿児島では、研究発表をしてきました。

 テーマは、「現実的で日常的なスーパービジョンの概念 ~先行研究と実践報告からの考察」

 現実の福祉現場には、理想的なスーパービジョンが浸透、定着しないさまざまな要因があります。

 それを克服するための条件として、
①異職種間でもスーパービジョンは可能であること
②スーパーバイザーの精神的負担を軽減する必要があること
③非構造的な場面での柔軟なスーパービジョンの実施も可能であること
④管理者への働きかけもスーパービジョンに含むこと
⑤契約書等による明確な契約関係を強いないこと
の5つをあげ、実践報告をとおして提案しました。

 スーパービジョンはあくまでもプロセスであり、「スーパービジョン」という名の方法があるわけではありません。

 面接技術、カウンセリング、コーチング、グループワーク、事例研究、調査、コンサルテーション、コーでィネーションなどのスキルを方法として活用し、展開するのです。

 目的は人材育成と人材活用。それに向かって具体的な目標が設定されます。それは、日常的にいくらでもやっていること。みなスーパービジョンなのです。

 写真は、2人の共同研究者と一緒に、ボクの1人前の発表を聞いている写真。一番手前の彼女は、資料を見ているふりをしながらシャッターを押しているのです。



2014年07月05日(土)
社団法人日本社会福祉士会全国大会・社会福祉士学会in鹿児島①
 鹿児島に行って来ました。会場のある宝山ホールの隣には、西郷さんの銅像がそびえていました。14メートルあるそうです。

 銅像の後ろの城山には、西南戦争時代の遺跡が公園として整備され残っていました。

 登ってみました。決して急な登り道ではありませんでしたが、ずーっと登り坂で、汗だく・・・・・・

 スーツ姿では、無茶なハイキングでした。

 しかし、展望台から望む桜島には、感動!火山とともに暮らす人たちの暮らしを想像していました。

 写真は、西郷さんの銅像と愛犬「カヤ」。西南戦争は、西郷さんと行動をともにしたそうです。



2014年07月01日(火)
和歌山県紀南地域 中堅職員研修①
 2回シリーズで行う中堅研修。

 内容はスーパービジョン。

 1回目は、基本的な理論を勉強し、DVDを見ながらの演習で、講義を具体的にイメージしました。

 介護の業界では、かなりスーパービジョンは浸透していますが、まだ言葉としての「スーパービジョン」の浸透に過ぎません。

 やはり、かなりの熟練者が相当訓練を積んで実践するようなイメージをもっておられるようです。

 この2回の研修で、身近で普段誰もがやっていることなんだと、気づいてくださればと思っています。

 2回目は、実際にグループでスーパービジョンをやってみますので、お楽しみに・・・・・



2014年06月29日(日)
大分県由布市保育協議会 保育士研修会
 保育の業界には、まだまだスーパービジョンが浸透しているとは言い難い現状です。

 「ものすごい人がものすごいことをする」といったイメージがあるようです。

 できるだけスーパービジョンの敷居が低くなるように、できるものなら敷居がなくなるようにと思って研修をしました。

 人材育成や人材活用のために、どこの保育所でも何らかの取り組みが行われているはずです。

 それがスーパービジョンなのです。

 これから、そうした取り組みや保育士同士のかかわりをスーパービジョンと名付けて、お仕事をしてください。



2014年06月19日(木)
奈良県児童福祉施設連盟 新任研修会
 今年度も担当させていただきました。

 新任の方々の一泊研修です。

 県内の児童福祉施設の新任さんが集まること自体、とても意義があります。

 合宿ですので、仲間ができたのではないでしょうか。

 今後も交流を続けていってほしいものです。

 研修の内容は、対人援助の基本的なことでした。学校では当然勉強をされてきたでしょうが、実際に関わってみると、学校で勉強してきたことを忘れてしまって、我流でやってしまいます。

 もちろん経験で我流を磨くことは大切ですが、それ以前に専門技術をしっかり身につけてほしいと思っています。



2014年06月17日(火)、18日(水)
広島県 スーパーバイザー養成研修 1日目と2日目
 広島県のスーパーバイザー養成研修、3期生たちが集まりました。

 8ヶ月に渡り、6回行います。

 1日めと2日めは、スーパービジョンを形づくる基本的な講義と演習でした。

 学んだことをそれぞれ職場に持ち帰り、実践をしていただきます。

 今度は、8月に3日めの研修を行いますが、そのときには、実践したことを「実践報告書」として持ち寄り、みんなでお互いにスーパービジョンをし合います。そして、また職場に持ち帰り実践します。

 この研修は、その繰り返しです。

 8ヶ月と大変長い期間で、途中心や体が疲れることがあるかもしれません。承知しています。

 それでも何とか支えていくのがボクの役割です。一緒に頑張りましょう!



2014年06月12日(木)
打ち上げ!
 とくしまケアマネジメントネットワーク有志の会、スタッフたちの打ち上げ。

 朝から夜まで仕事をしたあとのビールは格別です。

 また、7月に飲みましょうね。

 7月は、阿波踊りの賑やかな響きがあちこちから聞こえていることでしょう・・・・
 



2014年06月12日(木)
とくしまケアマネジメントネットワーク有志の会 講演会①
 徳島の自主的な集まり。

 とくしまケアマネジメントネットワーク有志の会からご依頼を受け、講演をしました。

 テーマは、「対人援助の心得」。対人援助の基本的なことを、参加者で共有しました。

 仕事を終えてからの夜の講演会でしたが、90名ほどの参加があり、関心の高さを感じました。

 介護支援専門員など、居宅の高齢者支援に携わる方々が大半でしたが、介護支援専門員は、とても孤独な仕事です。

 こうした講演会などを通して、仲間を作ってほしいものですし、普段の仕事を理論づけて整理できれば、仕事への動機づけも高まりますね。

 次回は7月末、対人援助の奥深さとやりがいを感じていただけるような講演にしたいと思っています。



2014年06月11日(水)~13日(金)
徳島県 介護支援専門員更新研修
 徳島県の介護支援専門員更新研修、昨年に引き続き「対人個別援助技術」を担当させていただきました。

 基本的な講義は、暮らしを支える視点、援助者の態度、当事者を理解するための知識を中心にし、演習は、面接技術を行いました。

 本人と娘の2人を相手にする面接は、難しかったですね。本人は、娘による介護を望んでいるが、娘はもう限界を感じている。でも、本当は自分で介護をしたいとも思っている。本人は、疲れている娘のことも心配。

 両者とも葛藤や不安を抱えた当事者です。

 両者が納得のいく面接をどう進めたらいいのか・・・

 人の気持ちは複雑で、相反する気持ちを同時にもっていて、そうすればいいかわからない。そんな人は多いのではないでしょうか。

 だからこそ、対人援助は、当事者に寄り添う態度が問われてくるのだと思います。



2014年06月07日(土)、08日 (日)
2014年度 スーパーバイザー養成研修 合同フォローアップ研修会
 今年で7回めになります。毎年数カ所で行っているスーパーバイザー養成研修(講座)の修了者の方々のフォローアップ研修会。

 今年は、60数人の参加があり、大盛況のうちに終わりました。

 何といっても、6月7日(土)に行ったワークショップ。ボクが前座で基調講演をしましたが、それを受けて、「スーパービジョン面接の技術を高める」というワークショップは、実行委員の方々の手作りでした。

 段階を追った3種類のロールプレイを行い、徐々にスキルを身につけることになったのではないでしょうか。

 内容も進め方も、とてもすばらしかった。ボクも見習わないといけません。また、ロールプレイで使った事例を、ぜひボクの研修でも使わせていただきたい。

 写真は、2日めの実践報告会。今回は、9人の報告がありました。学術的に考えさせられる報告もありました。さすがです。

 来年以降も続けていきたいものです。どうぞよろしくお願いいたします。



2014年06月04日(水)
福祉のお仕事 新人職員サポートセミナー
 奈良県社会福祉協議会 奈良県福祉人材センターの紹介で福祉現場に就職した方々のサポートセミナーです。福祉人材定着支援事業として行われています。

 就職して数ヶ月が経ち、仕事もすっかり覚えた頃ではないでしょうか?

 まったく違う業界から転職された方々もおられます。

 対人援助は、単に介護をしていればいい、お世話をしていればいいというものではありません。

 その奥深さも身をもって理解されつつあるのではないかと思います。

 今回の研修では、対人援助の奥深さとやりがいを感じていただき、コミュニケーションを専門職としてとっていただくための訓練を行いました。

 長く楽しく、福祉のお仕事を続けていただくことを祈っています。



2014年06月03日(火)
愛車・・・新旧
 9年間乗ったデリカを手放し、ハリアーを購入。

 デリカは18万キロ乗りました。ずいぶんいろいろなところへ行きました。

 事故もなくトラブルもなく、無事に運んでくれました。

 これから少なくとも7年、ハリアーにお世話になります。さすがにハイテク車、いろいろな機能が付いています。使いこなせるようになるのは、まだまだ先でしょうが、よろしくお願いします、とハリアーをなでなでしております。

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