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こうえん・ぶらり旅日記

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2016年5月23日(月)~25日(水)
北九州市保育士会 スーパーバイザー研修
久々にやってきた小倉。

いつも夜しか降りることができない小倉駅。いつもはガラガラなのですが、今日は、少し早く午後8時だったので、この人出。

北九州市保育士会のスーパーバイザー研修。3年連続となりました。

今回は、5年未満の保育士と5年以上の保育士とに分けて研修をすることになりました。

24日は、5年未満。若い保育士さんたちが多かった・・・5年未満ですから、自分たちで仲間意識をもって行うピアスーパービジョンに力を入れました。

今回泊まった八幡ロイヤルホテル。セミダブルのベッドのツイン。しかも部屋は広々としています。

一人でもったいない・・・

何とまあ、小学生の修学旅行が2校。ロビーや土産物屋、それに大浴場は、たいへんなことになっていました。

僕が泊まったフロアも、僕の部屋以外は、すべて小学生の部屋。3人ずつの名簿が扉に貼ってありました。

僕の時代は大部屋に雑魚寝だったのに、ずいぶん変わったんですね。

ホテル前には、スペースワールド。

ジェットコースターがまったく動いてなかったし、人影もなかったけれど、営業しているのでしょうか・・・

25日は、5年以上の保育士さんたち。

ベテランの保育士さんたちには、コーチングを勉強していただきました。

あとでアンケートを読むと、講義はわかりやすかったが、コーチングを実際にするのは難しいという感想が多かったように思います。

難しいと感じるということは、上手にやろうとするから・・・100点満点を目指すのではなく、現状より5点アップを目指せばいいのです。

コーチングもスーパービジョンも0点から100点まであるのですから・・・

0点でもコーチング、0点でもスーパービジョン。

保育業界では先進的な北九州市。これからもお役に立てればと思っています。

いつもチャーミングな北野会長にお会いできなかったのが残念です。



2016年4月5日(火)に書いています。
2016年2月25日(木)仙台市太白区民生委員児童委員協議会全体研修会
なんとまあ、仙台日帰りです。「そんなことができるんだ」と驚きの声が・・・・・・

自宅を7時30分に出発し、10時05分ののフライト。

青く美しく澄んだ空でした。

初めて機内で撮影。

通路が1つ、2列席の小さな飛行機でした。

東京行きは大きな飛行機ですが、地方行きは小さな飛行機が多いですね。

仙台市太白区の民生委員・児童委員さんの研修。

昨年度も同じ方々を対象に講演をしました。

今年度はステップアップ。

地域の人々の暮らしを支える視点や態度について講義をしたあと、全国民生委員児童委員連合会が作った相談技法のDVDを観ながら演習を進めました。

しかし、どこへ行っても民生委員児童委員さんの研修は活気に満ちあふれています。

今回の会場は結婚式場。絢爛豪華なホールでした。

今年は改選ですね。定員割れをしているところが多いと聞いています。民生委員児童委員の活動が、魅力あるものになるといいのですが・・・・

やはり仙台といえば、牛タンです。

19時のフライトまでに時間があったので、仙台空港で蕎麦屋さんに。すると牛タンとセットのメニューがあったので注文。

仙台の牛タンは、外れなく美味しいですね。

自宅に帰ったのは、22時30分でした。

疲れました・・・・・



2016年4月3日(日)に書いています。
2016年2月8日(月)~10日(水)  熊本県 スーパーバイザー養成研修後期
半年ぶりに熊本にやって参りました。

熊本空港では、熊本の物産展をやっていました。

焼酎のコーナー。いったい何種類の焼酎があるのでしょうか・・・・?

15年前、初めて熊本にやってきたとき、焼酎を覚えました。

熊本の人はみんなが飲んでる白岳「しろ」。今も熊本にやってきたときは寝酒に「しろ」です。

空港内のラーメン屋。

熊本ラーメンも初めて食べて15年。熊本を訪れるとほぼ毎回食べています。

熊本に限りませんが、食べないと気がすまないのです。

ビョーキですね。

ラーメンやの四角いカウンターの中は、赤い竹で何やら作ってあります。

店員さんに尋ねると、阿蘇山の噴火だそうです。

なるほど・・・・・・

ここ数年定宿にしているANAクラウンプラザホテル(旧ニュースカイ)から徒歩10分、熊本駅にある大衆食堂。

ここもお気に入りで、よく立ち寄ります。

コロコロステーキ定食を食べました。ニンニクチップがよく効き、これがなかなか美味しいのです。

さて、熊本でスーパーバイザー養成研修を担当して15年。よくぞ懲りずに雇っていただきました。

その間、ずいぶんプログラムを変えてきました。スーパービジョンのテキストも3冊出版しました。

今回は、昨年夏に出版した『日常場面で実践する 対人援助スーパービジョン』を使っています。

日常的にスーパービジョンはやっている。人材の育成や人材の活用を目的とする職員同士の取り組みはすべてスーパービジョン。

それをいかに少しでも点数の高いものにするか。研修はそこが問われるのです。

熊本でしかやっていませんが、写真は、「スーパービジョンを円滑に実践するために」というテーマで、グループで話し合い、KJ法で整理しています。

個性豊かな作品ができあがります。そして、全グループの作品を写真に撮り、冊子にして受講者の方々に持って帰っていただきます。

それをもとに、それぞれ職場でスーパービジョン実践計画を立てていただき、具体的に取り組んでみる。

今回の受講者の方々、うまくいきそうですか・・・・・・



2016年3月13日(日)、書き込んでいます

2月6日(土)~7日(日) 美女と行く冬の和歌山
公益社団法人日本社会福祉士会 第23回近畿ブロック研究・研修 和歌山大会
近畿ブロック大会のため、和歌山に行って参りました。

いつもボクの研修でスタッフをしてくれている美女Suが研究発表をするため応援に駆けつけました。

また、来年度は、奈良にて近畿ブロック大会が行われます。実行委員のボクたちは、来年度に向けた視察も兼ねていたのです。

とはいうものの、ボクは運転手・・・・・・3人の美女を無事に和歌山へ送り届ける重要な役割を担いました。

往路、紀ノ川サービスエリアに立ち寄りました。ボクがトイレに行っている間に、美女SuとSiはいきなり土産物を物色。びっくりぽん!

会場であるアバローム紀の国に着くと、しばらく会場準備の様子を視察し、昼食の弁当をいただきました。

弁当箱のふたを開けるなり、「少ない!!」
美女Mは叫んでいました。

来年は、もうちょっとボリュームのある弁当にしようと決意したのでした。

開会式。

和歌山県社会福祉士会会長が挨拶。

なかなか立派な会場。

思い出しました。数年前、ボクが、日本介護福祉士会の近畿ブロック大会で講演したのがこの会場でした。

美女Suの研究発表。

タイトルは、「制度に繋がりにくい退院支援事例から考えるソーシャルワーカーの役割と課題」

日頃から対人援助のスキルアップに努力を重ねてきたSuの渾身の力を込めた発表。

受け入れ調整から退院支援まで、5つの展開期に分け、経過を報告。

そして、ソーシャルワーカーの役割と課題について、次の5つに整理しました。
1)先の見通しをもつ
2)入院前から退院支援が始まってることを意識する
3)当事者の側に立つ面接をする
4)他職種との前向きな連携をする
5)支え合う場、育ち合う場を確保する

今後も実践を振り返り、訓練や学習をする必要性を締めくくりとしてまとめていました。

優秀なスタッフであり、仲間です。

いったん宿泊のホテルにチェックインし、歩いて懇親会会場に向かいました。

左が、会場に向かう夕方の和歌山城。

右が、懇親会が終わり、ホテルに向かう夜の和歌山城。

同じ場所から撮っています。

何度も何度も和歌山に行ってるのに、ライトアップされた夜の和歌山城を初めて見ました。大きなお城がある町に住みたい。

左は、和歌山県社会福祉士会が担当する分科会。

テーマは、「期待される生活困窮者支援と地域貢献活動、そして私たちの役割」

レベルの高い実践報告と、レベルの高いコーディネートでした。終わってから思わずコーディネーター氏に握手しに行きました。

右は、記念講演。「ビリーフ(信念)とスピリチュアルケア~和のこころから」と題して、飛騨千光寺住職 大下大圓氏が講演されました。

ソーシャルワークを巡る制度は、めまぐるしく変化していますが、変わってはならない、翻弄されてはならない大切な大切な本質を改めて確認することができたように思います。

復路、3人の美女と岸和田サービスエリアに立ち寄りました。

運転手のボクは、写真係でもあるのです。

来年度は奈良大会。美女たちもボクも4人とも実行委員。

奈良大会に参加してよかったって思ってもらえることはもちろん大切だけど、その前に、実行委員や奈良の会員、それに会員じゃなくても奈良の社会福祉士たちが、一丸となって、意見を出し合って、奈良大会を作り上げることができたらいいなあって思う。

まずは、実行委員がみな、自分たちで組み立てていくんだっていう意識をもてるようにしたいなって思う。



2016年02月21日(日)
ずいぶん久しぶりのブログになります
1月16日、父が亡くなりました。

昨年11月、末期癌の宣告を受け、自宅で闘病生活を送っていました。12月23日、様態が悪化、某病院へ救急搬送しました。

父が亡くなったのは、某病院最上階にある特別室でした。結局最後の2日間になりましたが、「24時間付き添いたいので個室に入りたい」と病院に申し出たところ特別室しか空いていませんでした。奮発しました。

特別室の東側は、広く開放的な窓でした。眼下には某市の町並みが広がり、遠くには山々を眺望することができました。

父の呼吸が乱れだしたのは、1月16日の明け方でした。次第に山際が白くなり始めた頃でした。そして赤くなりました。美しい朝でした。

呼吸が止まったことが確認されたのが、8時14分。カーテンを開け放つと、柔らかい日差しが部屋いっぱいに広がりました。父は、その日差しに包まれるかのように、やや足早に天に駆け上って行きました。

父はへんこな人でした。癌が見つかったのは5年ほど前でした。「近所にも親戚にも言うな!」。ご近所や親戚の方々には、ずいぶんご心配とご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。

ところが、晩年、父の意外な一面を見つけました。仕事を退いてから18年間、スポーツクラブに通っていましたが、若い女性インストラクターや利用されているおばさんたちに、また長年お世話になった某病院の若い看護師さんたちにたいへん人気があったのです。何かと声をかけてもらったり、かまってもらったりしていました。

子どもの頃から今に至るまで、父のボクへのかかわりは、囲いのない広い牧場で、ボクを放し飼いにしているかのようでした。ボクのしたいことは何でもさせてくれました。そしてボクは、遠くまでやってくると、「そろそろ帰らないといけないな」と感じるのでした。

今日、四十九日が無事終わりました。この1ヶ月とちょっと、今朝、母に尋ねるとあっという間に過ぎたそうです。ボクは、何ヶ月も経っているかのように感じていました。人それぞれなんだと思いました。

でも、母もボクも、それはそれはバタバタしていた1ヶ月とちょっとでした。生前の父のことを振り返り、亡くなってどうなのかなどに思いを馳せるゆとりはありませんでした。

これから、父は何を与えてくれたのか、何を残してくれたのか、ゆっくり考えてみたいと思います。そのときに、悲しくなるのか、楽しくなるのかわかりませんが・・・・・・



2015年11月~12月
7回14日にわたる、三重県介護支援専門員専門研修Ⅱ
11月初旬。

わが家近くの秋篠川沿い、桜並木。春には見事な花を咲かせ、秋には紅葉がとても美しい。

いち早く赤くなる桜も、今年は暖かかったために、少々遅めでした。

もう20年以上見続けていますが、朝日を浴びた紅葉は、これから秋が深まり冬へと向かう寂しさを感じさせません。

さて、三重県介護泉専門員専門研修Ⅱ、僕が担当する科目は、11月4日にスタート、400人近くの受講者が7つのコースに分かれて受講されました。

2日ずつ7コース=14日間。津に通い、泊まりました。

秋は、皇學館大学の授業のため、毎週日曜日には伊勢に泊まっていますが、何とまあ、11月と12月は、28日間も三重県に滞在したことになります。

写真は、会場となった三重県総合文化センター。中庭には、存在感のあるモニュメントがあります。

女神「ナナ」シリーズの一つ。

「中庸」。

壺から壺へ移し替えられる真紅の水は生命を表わす。女神は人々の生命の中庸をはかっていると言えよう。・・・らしい。

津駅近くの小さな公園。

名前は確認していませんが、控えめに並ぶ飲み屋さん街にやはりひっそりと作られた小さな公園。

酔いを覚ますのにいいかもしれません。

毎回、泊まった、ホテルグリーンパーク津の17階からの眺望。

海側と山側の景色。

泊まった部屋は、7回とも山側でした。朝出勤するときの海側の景色がとても美しいのです。

山側には津偕楽公園があり、ここもまた桜の名所であり、紅葉もとても美しいのです。

津は、うなぎの消費量が日本一になったことが何度かあります。

毎年食べる、炭焼うなぎ、津駅西口の大観亭。

とても香ばしく焼き上げるのです。好みがあるでしょうが、ボクの最も好きな焼き上がりです。

ここも毎年食べるラーメン、山波。

味はというと、普通に美味しい。

ただ、スープを飲み干すには、少々飽きがくるかなあ・・・・・・

もちろん、ボクの個人的な感想ですが・・・・

介護支援専門員専門研修Ⅱとは、2度目の更新研修。

ボクが担当した科目は、「事例研究」。

講義のあと、3パターンの事例検討会をしました。

1度目は、いわゆる金魚鉢方式。

各グループから1人ずつ金魚さんを選出していただき、金魚さんたちで事例検討会をします。他の人たちは、周囲でそれを客観的に観察します。

2度目は、1つの事例を全体で検討します。事例を共有するために、全体で質疑応答をし、グループ毎にそれぞれ当事者の気持ちについて意見交換をし、今後の方針を導き出し、発表します。

3度目は、それぞれグループ毎にそれぞれの事例を検討します。

事例検討会を通して事例研究をする今回のテーマは、「当事者の理解」。

お年寄りが支援を必要としている場合、必ず、昔と今のギャップがあります。できていたことができなくなった・・・・

本人や家族は、どのような気持ちで支援を受けているのか、あるいは支援を拒否しているのか。担当介護支援専門員が困難だと感じていることをどうして本人はされるのか・・・いったいどんな気持ちなのか、その気持ちの背景に何があるのか・・・

振り返りを聞いていると、当事者の気持ちを理解しようとすることの大切さを理解されたようです。

今回の研修のスタッフたち。

本当に、きめ細かくよく動いてくれる人たちでした。

気持ちよく、そして楽しく仕事をすることができました。

感謝です。

これからもよろしくお願いいたします。

12月中旬。

7回コースの始まりから1ヶ月半。桜はすっかり枝だけになってしまいました。暖かい日が続いていましたが、すっかり冬。

少々もの悲しく感じます。

でも、確実に3月になればつぼみが膨らみ、4月になれば、見事な花を咲かせます。

その安定感がいいですね。

安心して待つことができます。



2015年11月17日(火)~18日(水)
徳島県 人材育成研修3日目
今年度は、何度徳島を往復したでしょうか・・・・・・

神戸から淡路島、そして鳴門を結ぶ、神戸淡路鳴門自動車道。神戸から淡路島に渡ったところにあるハイウエィオアシスには、観覧車があります。

眺める角度や時間によって見え方が違います。

おもしろいものですね。

徳島県社会福祉協議会が入っている徳島県立総合福祉センター。

ここ4~5年、ずいぶんお世話になっています。

裏庭には、「母子像」がありますが、何を意味しているのか・・・・・・

母にすがる子ども、幸せの象徴なのでしょうか・・・・・・

尋ねたこともなく、意味はよくわかりませんが、なんとなくほのぼのとさせてくれます。

さて、徳島では、人材研修として、スーパーバイザーの養成を始めました。

昨年度までは、2日間だったのですが、今年度は、基礎的なことを2日間で学んだあと、それぞれの職場で実践をし、そのふりかえりやフォローアップをするために4ヶ月後に3日目を行いました。

やはり、スーパーバイザーを「養成」するためには、実践をし、振り返りをするような研修が必要ですね。



2015年11月16日(月)
枚方市民生委員・児童委員管外研修会(賢島宝生苑にて)
3年に一回、管外研修会をしているそうです。
今年は、来年5月にサミットを控えた賢島。

白い建物、緑の庭、青い空と海、白い雲・・・・宝生苑のラウンジから見える景色は、とても美しかった。

さて、大阪の枚方から270数人の民生委員さんが、バス7台でやってこられました。

会場は熱気むんむん。

ボクも、その熱気につられ、テンションが上がりました。

テーマは、「民生委員・児童委員のための相談技法 ~相手に寄り添い、心で聴く」

いかがでしたでしょうか?

賢島で美味しいものを食べ、英気を養い、地域の方々の幸せのため、そして、民生委員さん自身のためにご活躍されることを祈念しています。



2015年10月28日(水)~29日(木)
全社協 中央福祉学院 社会福祉施設長資格認定講習課程・面接授業
広島県社会福祉協議会 スーパーバイザー養成研修
毎年、施設長講習課程の面接授業(スクーリング)で講義をしています。

10月28日、朝7時半に自宅を出発。

会場は、神奈川県葉山町にある中央福祉学院。湘南国際村の中に位置しています。通称、ロフォス湘南。奈良から4時間半かかります。

研修施設と宿泊施設が一体化されているため、宿泊される方がたいへん多くおられます。全国から来られるため、宿泊施設があるというのはたいへん便利ですね。

ただ、10分ほど歩けばコンビニはあるものの、飲み屋さんや娯楽施設がなく、長期滞在の場合は、不便を感じる人もいるのではないかと思います。

美しい庭があり、カモが優雅に暮らしています。

天気がよければ湘南の海の向こうに綺麗な富士山が見えます。この写真は、一昨年撮ったものです。

さて、施設長対象のスクーリング。「社会福祉援助技術論」を3時間弱で講義します。

社会福祉援助技術論というのは、たいへん範囲の広い科目ですが、施設長さんが対象ですので、スーパービジョンという切り口から、社会福祉援助技術の中でも、対面的な援助技術と、職員が働きやすい体制づくりといったところを中心に話すことにしています。
いかがでしたでしょうか?

講義を終えると、すぐさまタクシーに乗り、逗子駅へ。

そして、横浜、新横浜を経て広島にやってきました。

4時間半。この日は、トータル9時間電車に乗ったことになります。

さすがに腰が痛い(><)

広島は、マツダの街。駅には、新型ロードスターが・・・・・・

カッコイイですねえ。

10月29日、広島県社会福祉協議会主催のスーパーバイザー養成研修4日目。

事例検討会におけるスーパービジョンについての研修をしました。

とはいえ、事例検討会を上手に進めることが基本です。

きっちり段階を追って、そこからぶれないように職員を導く。そのこと自体が、事例検討会を通して、対人援助を学び、質の高い援助を提供することにつながるのです。

ですから、事例検討会を上手に進めること自体を目標に研修をしました。

受講者のみなさん、今度は12月です。元気にお会いしましょう。



2015年9月29日(火)~10月1日(木)、10月6日(火)~8日(木)
長野県民生委員児童委員研修(1期目)
お仕事で初めて長野県に行って参りました。

9月29日、京都での仕事を終えて、一路長野市へ。

新幹線と特急しなので、京都から4時間近くの長旅でした。長野駅前善光寺口はとても美しく風情がありました。

今回は、長野県の1期目の民生委員さんの研修。2800人ほどいらっしゃるそうです。

9月30日は、まず長野市内で講演。2階席まで、1000人近い民生委員さんで埋まりました。

テーマは、「民生委員児童委員のための相談技法 ~相手に寄り添い、心で聴く」

長野市での講演が終わり、駒ヶ根市に移動。

なんとまあ、各駅停車で3時間。なんと長野県は広いこと。びっくりぽんやわ(朝ドラのヒロインの口癖)・・・

ほとんど無人駅なのですね。停まるたびに、「料金は必ず車内で車掌にお支払いください」とアナウンスがありました。降りるときに支払うと、発車が遅れるのです。

周囲は、2000~3000メートル級の山山山。

10月1日、駒ヶ根市で講演をしたあと、高速バスで名古屋まで3時間、そして新幹線で京都まで、近鉄で奈良まで帰りました。

10月6日、また京都での仕事を終えて、長野市に向かいました。泊まるだけ・・・

翌日10月7日、朝から小諸に移動。この日の移動は1時間ほどでした。

小諸は、群馬県、軽井沢に近いところ。このあたりの標高は、盆地でありながらなんと700メートルほどあるらしいのです。

奈良盆地は、標高?海抜?40メートルから80メートル。生駒山が600メートル。

生駒山より高い盆地なのですね。

どおりで寒いはず。

小諸での講演が終わると塩尻に移動。電車で2時間半。

そして、10月8日は塩尻で講演。

会場の様子を、講演をしている僕の目線で撮ってみました。

こんな写真を撮る講師いないですよね。

会場のみなさんは、演習中。だから撮れたのです。

僕は、会場に降りてみなさんにインタビューしたり、壇上で話したり、結構運動量がありました。

塩尻での講演を終えると、特急しなの、新幹線、近鉄電車で奈良へ。

ずいぶん移動距離と時間の長い旅でした。

写真は、小諸で撮った浅間山。今年春に噴火しました。頂上から中腹にかけて火山灰が滞積しているようです。

右の写真も田園から見る浅間山。すっかり稲刈りも終わり、これから冬に備えるのでしょうか・・・

紅葉も見られ、ボクが暮らす奈良とはずいぶん違う季節の移り変わりやそれに伴う行事を実感しました。

長野県は、とにかく広かった。そして寒かった・・・

長野県社協の担当の職員さん、そして2800人の民生委員児童委員の方々、たいへんお世話になりありがとうございました。またお会いできるといいですね。



2015年10月3日(土)、11日(日)
スーパーバイザー養成講座in大阪 基礎編
今年度も始まりました。

スーパーバイザー養成講座in大阪は3年目になります。

基礎編2日間、応用編3日間、計5日間で行います。


講座ばかりが学習の場ではなく、講座で学んだことを職場や地域に持ち帰り、実際にスーパービジョンを実践してみます。

そして、次の講座日に、実践した内容を持ち寄り、受講者同士でピアスーパービジョンを行います。

そして、また持ち帰って実践する。

その繰り返しで、スーパーバイザを養成します。

事務局、奈良スタッフ、徳島スタッフのみなさんのおかげで、続けることができています。

今年度もすべての受講者が無事修了され、スーパービジョンの種が花咲くことを期待しています。

基礎編2日目は、シンポジウムをしました。4人のシンポジストは、過去のこの講座の受講者です。

講座受講中、また受講後、どのようなスーパービジョンを実践して、どのような課題を抱えているのか・・・などを報告していただきました。

そして、今年度の受講者とやりとり。

1つでも2つでもヒントが見つかればいいのですが・・・

2日目の徳島スタッフ。

自腹を切って応援に駆けつけてくださいます。

運転手や添乗員の役割も担ってくださっています。

本当に本当に感謝しています。



2015年9月25日(金)~26日(土)
北海道老人保健施設協議会
看護介護・リハビリ部門等管理者研修
1年ぶりに北海道へ行って参りました。

今回はJAL。

心なしか、いや自覚できるくらいワクワク。

とにかく北海道は食べるものがすべて口に合うのか、とっても美味しいのです。


北海道老人保健施設協議会、看護介護・リハビリ部会管理者研修。

会場となったのは、北広島クラッセホテル。

毎年このホテルを使っているらしいのですが、何とまあ、ゴルフ場が隣接するリゾートホテルなのです。

翌朝、7時前に目が覚めて、カーテンを開けると、たくさんのゴルファーたちがすでにプレイをしていました。


北海道の一日研修は、朝から夕方ではなく、昼から昼の一泊研修なのですね。

札幌で行われる場合が多いようですが、札幌まで3時間以上かかる人たちがたくさんおられるようです。ですから、朝から夕方までだと、2泊しなければいけない人が多いらしいのです。

今回は、札幌の隣の北広島市でした。70数人の受講者の内、10数人が北広島まで3時間以上かかったようです。

25日は、スクール形式で講義、26日は円卓を囲んで、グループで演習をしました。

テーマは、「対人援助、職場の人間関係 ~仲間で支え合い育て合う」

真ん中の写真は、25日夜の交流会。お酒が入ると盛り上がりますね。


事務局、委員、役員の皆様、お疲れさまでした。

北海道にお招きいただいたこと、とても感謝しています。

利用者の方々により質の高い支援をするために、職員の人間関係をよいものにし、人材の定着、育成、活用につなげていただくことを祈念しています。



2015年9月19日(土)~20日(日)
全国社会福祉協議会 中央福祉学院
社会福祉士短期養成コース スクーリング最終回
20日最終日、授業前早くから集合し、何やら作業に取り組む植田システムのみなさん。

できあがりが右の写真。

全員、社会福祉士国家試験の合格をめざした決意表明の寄せ書き。

ボクの似顔絵、なかなかいいですねえ。


最後の演習。模擬地域ケア会議をしました。
午前中、3つのグループに分かれ、地域ケア会議を担う事務局(地域包括支援センター)として準備。

ある中核都市の集合住宅で孤独死事件が起こった。いかにネットワークを築き、予防、早期の発見につなげるか、孤独に暮らす当事者にいかにかかわるか・・・といったことが課題になります。

午後は、3つのグループのうちの1つが事務局を務め、模擬地域ケア会議を主催してくれました。

ボクがスーパーバイザーを務めようと思っていたのですが、急遽事務局でスーパーバイザーも担ってもらうことに。

本当の地域ケア会議を見ているような、真剣さ、臨場感を感じ取ることができました。

制度政策にまで議論を進めることはできませんでしたが、小地域でのネットワークづくりや当事者へのかかわりについては、国家試験、また実務のヒントになったのではないかと思います。


スクーリングの最終回が終わってしまいました。

「終わってしまった・・・・」、正直寂しさがあります。楽しくて密度が濃かった8日間でしたもの。

しかし、国家試験に向けての試練はこれから。植田システムのみなさんが全力で戦われることを信じています。信じ抜きます。

みなさんの頑張りとボクの信じる力で、驚異の合格率につながれば最高です。

年末には、名古屋で合宿をすることが決まりました。ボクももちろん、みなさんの先生として仲間として応援に駆けつけます。

最後に・・・・

素敵なネクタイをありがとうございました。みなさんのいろいろな思いがこもったネクタイ。大切に使わせていただきます。



2015年9月12日(土)~13日(日)
大分市社会福祉協議会 東部地区保育部会
由布市保育協議会
1年ぶりに大分にやって参りました。

12日、昼間は、大分市東部地区の保育士さんの研修。

2時間と短い時間での研修でしたが、今回は、コーチングをやりました。

相手が同じ保育士であれ、子どもであれ、保護者であれ、支援をするためにたいへん役に立つ方法です。


夜は、由布市にて研修。

昨年度に引き続きなのですが、この日の夜は、昨年度受講していない比較的経験年数の浅い保育士さんたちが受講されました。

スーパービジョンの概要についての講義です。

マイク設備が故障し、途中から使えなくなりました。肉声で講義をしている風景です。


この日泊まったオアシスタワーホテルからの翌朝の風景。

別府湾や国東半島を眺望することができます。

突き抜けるような青空と白い雲のコントラストが、とても美しかった。


13日は朝から夕方まで、やはり由布市で研修。

前夜の受講者と昨年度の受講者、併せて100人を超える保育士さんが集まりました。

午前は、スーパービジョンについてのおさらいの講義と、保育士同士、保育士と子どもや保護者との関係づくりの講義。

午後は、やはりここでもコーチングをしました。2人一組でロールプレイをしている風景です。


帰り、大分空港で食事をし、デッキに登りました。左は、東京羽田行きの大きなジェット機。

右は、大阪伊丹行きのボンバルディア。これに乗りました。

少し時間差がありますが、どちらもとても綺麗な空。

大分のみなさま、ありがとうござました。またお会いしましょう。



2015年9月7日(月)~9日(水)
熊本県 スーパーバイザー養成研修前期
熊本に行って参りました。

祝、世界遺産となった明治日本の産業革命遺産「万田坑」と「三角西港」の看板。

阿蘇ミルク牧場の看板の下に、堂々と輝いていました。


ナマくまモンに会うことはできませんでしたが、やはり熊本には、いたるところにくまモンがいます。

これは、宿泊したANAクラウンプラザホテル(ニュースカイ)の玄関。

シャトルバスの案内板と時刻表です。


熊本では、毎回お世話になる「白岳 しろ」。

14年前、初めて熊本に招かれたとき、飲みに連れて行ってもらい、熊本の人は日常的に「しろ」を飲んでいることを知りました。

なんと飲みやすい庶民の焼酎。

そして、焼酎の味を覚えてしまいました。

それ以来、熊本では「しろ」なのです。


熊本駅にある「まるうまラーメン」。

美味しいのですが、スープが少し冷めているのです。

冷えたもやしを入れるせいでしょうか・・・

やはり、もやしもドボンと熱湯につけ、引き上げたすぐの熱々を入れてほしいものです。


さて、熊本には、スーパーバイザー養成研修のために行って参りました。

もう14年目。よくも懲りずに14年間も雇い続けてくださっているものです。

人材研修センターの歴代所長さんが、全員ご挨拶してくださいました。

ボクを育ててくださった方々です。

感謝しています。

熊本では、前期と後期、それぞれ2日、計4日間の研修を行います。

試行錯誤をくり返し、今のスタイルに落ち着きました。

今年度の方々も満足してくださるといいのですが・・・・



2015年9月5日(土)~6日(日)
全国社会福祉協議会 中央福祉学院
社会福祉士短期養成コース 後期スクーリング
スクーリング8日間の内の5日目の風景。

難しい演習に取り組んでいます。

今回は、ソーシャルワークのさまざまなアプローチについて、演習を通して学びました。ふりかえりで、「難しかった」という感想が多く聞かれました。ソーシャルワークの理論の変遷、歴史等を学んでからでないと、こういった演習は難しいのかもしれません。

ボクの反省とともに、短期養成の課題として残ったように思います。


5日目の夜は懇親会。

幹事さんによると「植田システム交流会 夏の陣」だそうです。

植田システムとは、ボクのクラスの名称。

懇親会は、たいへんな盛り上がりを見せました。

何回も何回も「乾杯!」を繰り返し、最後の方では、「合格おめでとう。乾杯!」などと・・・・・・

大丈夫かいな、この人たち。


間抜けな3人の酔っ払い。
締めは、みずおくんとばーばのコント?

翌日、他の先生方から、「昨夜は何人参加されたのですか?」と訊かれたのですが、「全員です」と答えるとどよめきが・・・・・・

19日(土)と20日(日)は、7日目と8日目。つまりスクーリング最終回を迎えます。

ボクの役割は、植田システムの士気を高めること。

そして、みんなを信じ抜くこと。

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