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対人援助のお勉強ブログ

 対人援助の仕事は、やりがいのある仕事。だからこそ、あなたは熱い思いをもってこの仕事に就いたはず。でも、やればやるほどしんどくなる。
 この頃、「何となく疲れてる」、「やる気が起こらない」、「イライラする」、「いつまでもくよくよする」、そんな症状におかされてませんか?
 このお勉強ブログでは、心も体もハードな対人援助職のあなたが、少しでも楽に効率的に有意義に仕事ができるように、一緒に勉強していけたらなあと思っています。
 そのために、ボクが講演や研修で受講者の皆さんに伝えてきたこと、体験してきたこと、勉強してきたこと、それに、いろいろと質問を受けて答えてきたことなどを書き綴っていくことにします。

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2014年12月20日(土)、2015年01月24日(土)、2月7日(土)
奈良県主任介護支援専門員研修
 今年度も、奈良県の主任介護支援専門員研修をやりました。

 毎年やっていますが、今回は、初めてコーチングを取り入れました。

 具体的な方法論を少しでも多く知ってもらえたら、実践につながるかなあという思いからです。

 スーパービジョンという言葉自体、介護支援専門員さんには浸透したけど、なかなか実践できない現状がありますが、方法論をどんどん提示していきたいと思います。

 研修の中で、実践する宿題を出せたらいいのですが・・・
 難しいでしょうか・・・
 



2012年12月19日(金)
仙台からの帰り道 
 仙台からの帰り道、新幹線から見えた富士山。

 あまりにも綺麗だったので、写真に収めました。

 富士山側の窓側、E席の方々は、みな写真を撮っておられました。

 ボクは、いつもC席なので、デッキに出て写真を撮りました。

 年に一回ぐらいは、富士山を見ることができますが、こんなにはっきりくっきり見えたのは、数年ぶりかも・・・

 あまりにも雄大な自然の姿に、人間って小さいなあ・・・って思いました。



2014年12月19日(金)
仙台市太白区民生委員児童委員協議会全体研修会
 仙台市太白区にある楽楽楽(ららら)ホール。レトロで感じのいいホールでした。

 民生委員・児童委員さんの相談技法研修。

 大きな会場で、目一杯明るくしてもらって、演習をしました。

 太白区の民生委員さんも、みなさん、たいへん熱心な方ばかりでした。

 敬意を表します。

 日頃から地域を歩き回り、地域の方々のお話を聴いておられますが、ストレスがたまるでしょうね。

 少しでもストレスをためず、上手に話を聴くことができるように、技術を身につけたいものです。



2014年12月10日(水)
奈良県福祉人材センター 新人サポートセミナー
 今年度上半期に、福祉人材センターからの紹介で、福祉現場に就職した方々のセミナーです。

 講義と演習を通して、対人援助のやりがいや奥深さについて学びました。

 今までまったく違う分野で仕事をされていた方もたくさんおられました。

 対人援助職の専門性は、本当に難しいと思います。生身の自分と相反するところがありますものね。

 生身の自分は、他者のことを知ることよりも、自分の話を聴いてもらいたい。
 生身の自分は、つい自分が感じたまま他者のことを判断してしまう。
 生身の自分は、よかれと思うことを他者に押しつけてしまう。

 正反対のことが対人援助職の専門性なのです。ですから、簡単には身につきません。

 ボチボチと頑張りましょう。



2014年11月30日(日)
福岡県 保育施設研修
 福岡県内の主に無認可の保育施設の職員会研修会でした。

 ここでも、職員同士の人間関係についての講義をしてきました。

 この頃、職場の人間関係についての講演依頼がたいへん増えてます。

 保育や介護、相談の技術的な研修や、制度の改革についての研修などは、たくさんありますが、職場の人間関係の研修については、今まであまりなかったようです。

 でも、必要性が認識されてきたのでしょう。

 保育にしろ介護にしろ相談にしろ、当事者との関係づくりが当然専門性のはずなのに、職員同士の人間関係がうまくいかない。

 それだけ、職員同士の人間関係が仕事の関係だと思われていないのかもしれません。



2014年11月22日(土)
保育所・幼稚園職員研修会 福岡県八女市保育協会
 八女茶で有名な福岡県八女市に行って参りました。

 まず驚いたのが、会場に着いて、入れていただいたお茶がとても美味しいこと。お茶で有名だから当然美味しいのでしょうが、その当然を超えてとても美味しかったのです。

 湯飲みの半分くらいしかお茶は入っていませんでした。そしてたいへんぬるいお茶だったのです。長い移動の時間で疲れていたことを考慮してのことだったのでしょう。こんな心遣いがまだあるんだと、石田三成が豊臣秀吉に出したお茶を思い出しました。

 さて、保育所・幼稚園の職員研修。人間関係についての講義をしました。職員同士の人間関係は、一人ひとりの職員と子どもや保護者との関係に大きな影響を及ぼします。ですから、職員関係も仕事上の関係として、子どもや保護者との関係をよくしようと努力するように、意識してよいものにしてほしいと思っています。



2014年11月16日(日)
施設長資格認定講習 全国社会福祉協議会・中央福祉学院
 施設長資格認定講習の面接授業、つまりスクーリングです。

 科目は「社会福祉援助技術論」。

 非常に幅の広い科目で、与えられた3時間弱という時間では到底網羅することはできません。

 ですから、ボクはいつもこの講習の場合は、スーパービジョンを軸に受講者の方々に社会福祉援助技術を伝えるようにしています。

 施設長は、職員が専門性を発揮することができるように育てる体制を作ります。

 その施設長には、まず専門性を知っていただきたい。そして、中堅は新人を育て、リーダーは中堅を育てることができるように、管理者はリーダーを育て、また、いろんな改装の人たちが、仲間意識を持って支え合い育て合うその体制を整える。

 そのためにも、スーパービジョンの姿をイメージできるような講義をしています。 



2014年11月05日(水)
奈良県 スーパーバイザー養成講座
 奈良県では、リーダー職員研修のオプションとして、スーパーバイザー養成講座を3日間行います。

 今回はその初日。

 すでにリーダー研修を4日間受けられた方々の中で、所属長の推薦があり、小論文による審査をくぐり抜けた方々が受講されました。

 写真は、2人一組でコーチングのロールプレイをしているところ。

 コーチングは、スーパービジョンの本来の目的である人材育成にたいへん役に立ちます。

 スーパービジョン自体、まだまだ浸透しているとは言いがたいですが、「コーチング」のスキルを活用するなど方法論がはっきりすれば、浸透の一歩を踏み出せるかもしれません。 



2014年11月01日(土)・2日(日)、6日(木)・7日(金)、20日(木)・21日(金)、12月3日(水)・4日(木)、6日(土)・7日(日)
三重県 介護支援専門員資質向上研修
 約330人の介護支援専門員を5つの日程に分け、2日間ずつ計10日間の研修をしてきました。

 テーマは、「事例研究」。

 特に「当事者を理解する」というところに焦点を当てました。当事者を理解するためには、情報が必要です。

 今、介護支援専門員として困難を感じている出来事が起こっている。どうしてそのようなことが起こるのかがわかる情報です。それは、多くの場合、当事者が歩んできた歴史にヒントが隠されています。どのような出来事を経験し、どのような人間関係を経験し、そのときどのような気持ちになってどのようなことをされてきたのか・・・

 そうした情報が豊富にあれば、介護支援専門員が困難だと感じる出来事の中で、当事者がどのような気持ちなのかを理解しようとすることができます。

 それは、情報を根拠にして仮説を立てたに過ぎませんが、純粋に当事者の気持ちに寄り添うことで、「このような気持ちでおられる可能性があるから、こういう関わりが必要だ」と方向性を導き出すことができるのです。



2014年10月22日(水)
尾鷲市・紀北町 居宅介護支援事業所連絡会議
 「対人援助のスキルアップ」というテーマで研修をしてきました。

 多くは、介護支援専門員。

 介護支援専門員のお仕事は、まさしくソーシャルワークといっていいでしょう。

 最初から最後まで面接技術が問われ、当事者と当事者を取り巻く環境が、どのように関係し合っているのかをみていきます。

 そして、当事者や環境のもつ強さ(ストレングス)を見いだし、掘り起こし、当事者がそれを活用できるように、側面から支援します。

 介護支援専門員の多くは、もともと介護職であった方、そして看護師であった方が多いですが、制度上そのような勉強を積み上げてこなかったのが現状です。

 ですから、介護支援専門員になってからも、ソーシャルワークの知識や技術を積み上げる必要があるのだろうと思います。



2014年10月19日(日)
宇佐市認可保育園 保育士・給食担当者研修会
 大分県の宇佐市に行ってきました。

 午前は、対人援助におけるコミュニケーションについての講義。

 写真は午後のもので、事例検討会をしています。10人の方に舞台に登っていただき、事例検討者とボクの12人で事例を検討しました。
 あとの100数十名の方々は、舞台下で見学。

 段階を追って進め、子どもや保護者の気持ちに寄り添い、子どもや保護者を理解しようとすることを中心のテーマにしました。

 ついつい、保育士としての見え方から、子どもや保護者の言動の善し悪しを判断してしまいがちですが、子どもや保護者の側に立てばどうか・・・・

 まったく違った見え方になると思います。 



2014年10月16日(木)
兵庫県 地域サポート型特養普及推進事業
 昨年度に引き続き、研修をしてきました。

 テーマは、「燃え尽きを防ぐ」

 兵庫式のライフサポートアドバイザーを中心とした研修です。

 いろいろな専門職と連携し、地域のお年寄りの見守り支援事業を行っている方々ですが、一人職場が多く、ずいぶん精神的に疲弊しやすいのではないかと思います。

 こうした研修を通して、ぜひ仲間を見つけてほしいと思います。

 また、こうした方々を支える仕組みを担当者の方々は、ぜひ作っていただけたらと思っています。



2014年10月15日(水)
神奈川県社協市町村社協部会・職員会研修会①
 神奈川県内市町村社協の方々の研修でした。

 2回シリーズで開催しますが、まず1回目。

 組織としての対応力向上をめざし、職場内でのつながりを強化しようといった趣旨で行いました。

 職場の人間関係が、地域の方々や利用者に及ぼす影響、そして、事例検討を通してのつながりのもち方、連携の仕方について講義をした上、仲間意識をもってのピアスーパービジョンについて演習を行いました。

 同じ職場でも、職員さんの考え方が違ったり、いろいろな専門職がいる場合は、専門性の違いから、ずいぶん葛藤が生じるものです。

 今検討している利用者さんの気持ちを皆で純粋に考えてみること、今、悩みを抱えている職員さんの気持ちを皆で純粋に考えてみること。そこに善し悪しの判断は必要ありません。

 それが、皆が同じ土俵に立つことになるのです。 



2014年10月10日(金)
認知症介護指導者ネットワーク 北海道・札幌支部「リラネット」 認知症介護実践リーダー&指導者フォローアップ研修会 
 札幌に行って来ました。前泊したのですが、前日は、スタッフの方に観光に連れて行っていただきました。

 感謝です。ありがとうございました。

 藻岩山から札幌の街を見下ろす光景は、なかなかのものでした。山手の方では、ボチボチ紅葉も見ることができました。奈良よりも1ヶ月以上早いですね。

 さて、認知症介護の指導者と実践リーダーのフォローアップ研修。

 本当に熱心に研修を受けておられました。事前に送っておいた書籍が完売したことには驚きました。

 スーパービジョンは、日常的なもの。何もとくべつなものではないということが伝われば幸いです。日頃の人材育成や人材活用をスーパービジョンだと意識していただければと思います。



2014年10月04日(土)、05日(日)
中央福祉学院 社会福祉士通信課程 短期養成コース
 今年度から、全国社会福祉協議会中央福祉学院では、社会福祉士の通信課程に短期養成コースができました。

 前期4日間、後期4日間、計8日間のスクーリングを行います。

 写真は、ボクが後期4日間だけを担当したクラスの集合写真。小さくて見にくいですが、スクーリングを終えた達成感なのか、国家試験にむけて頑張るぞ!というエネルギーなのか、みなさんとてもいい顔をしてらっしゃいます。

 春に入学して秋に卒業。そしてその冬に国家試験。かなりハードなスケジュールです。勉強する時間は、大学生や一般養成コースに比べるとかなり短い。

 そんな中ではありますが、検討を祈っています。



2014年10月03日(金)
大阪市西淀川区 民生委員・児童委員 相談技法研修会
 西淀川区で、民生委員さんの研修をしてきました。

 昨年度、三分の一の民生委員さんが改選されました。いわば新人ですが、何もわからないまま、地域の方々のいろいろな相談に乗っておられます。

 さぞかし不安なことだと思います。

 相談技法は奥が深く、簡単に身につくものではありませんが、地道に練習していただければ、必ず上達します。

 ただ、親身になって地域の方々の相談に乗ろうという態度や姿勢とともに生かされる技法ですので、まずは、姿勢や態度気をつけて・・・ということになるでしょう。

 今後のご活躍を祈念しております。


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